カテゴリー:学芸員課程

よくある話。でも4年だからこそ分かった話。

多分、近所の同級生とあうより遭遇率は高いような気がする。

さて、今週から美術館で学芸員実習させていただいていてます。
色々学ぶことが多いので、終わった後にまとめて記すつもりですが、
とりあえず数日実習して思ったことを。

「もう、腹いっぱいだよ!!!!」ってぐらい
たくさん取った美術史の授業も、

「この美術館とあの博物館と・・・あああ!まだ足りない!!!」
と期末になると悩まされた大量の美術館のレポートも、

ああ、すべてこういうことのために存在していたんだ、と気づきました。

大体、授業受けているときは、とりあえず出席して、テスト受けて
単位取れればいいやーみたいな。
だから、ここで習った知識がどういう場面で使うのかってことを
よく考えてなかったわけです。

あー、あれもっと真面目に聞いていれば、あれもっとちゃんと覚えてれば
あのとき、もっといろんな美術館見ていれば、
実習もっとおもしろかったのになーと。

時すでに遅しなんですけど。

こういう「時すでに遅し」話ってよく聞くし
「もっと勉強しておいたほうがいいよ」ってアドバイスも
たくさんされたし、そのたびに
「はいはい、分かってますよww」って流してたけど
分かってるわけない。今分かった。

残りの大学生活は、こうやって時すでに遅しってことを
たくさん体験する時間なわけですね。

orz

動物園で実習だとやっぱり餌あげたりするのかな

大学生活も4年目にはいって、ストーリー後半のRPGのごとく
ラスボス分かっちゃったし、世界の秘密分かっちゃったし、
武器の値段高騰しすぎだし
(関係ないけど外部者が来ないであろう
辺鄙な村になぜあんなに強い武器が売っているんだろうか、誰得)

もうおわりそうじゃね?

というクライマックス感をちょいちょい感じています。
だってもう5月終わってしまうよ。

さて、コバトさんは教育実習に行くということでしたが、
私も学芸員実習で美術館で実習することになりました。
この時は面接でしたが、その後無事に決まった。)

私は美術館で実習する予定ですが、
実習は美術館じゃなくてもいいんです。

そもそも学芸員は博物館におくってことになってまして、
博物館は一般的な美術館とか博物館以外にも
動物園だの、植物園だのってのも含まれてるっぽいです。
美大だと学芸員=美術館ってイメージ強いですけどね、
美術館はあくまで博物館の一種という感じでしょうか。

そんなわけで動物園も実習の募集があれば実習しにいけます。
今年もきてたかな?
友達は去年、水族館で実習したって言ってました。

ただ定員だのなんだのかんだので
好きなところにいけるってわけでもないんでこれまた難しいわけですが。
私は結構すんなり決まったほうだと思います。

また実習の季節になったら詳しく書きたいです。
もうちょっと学芸員についても書いておけばよかったかなあ。
いやこれから書いておけばいいのか。

終わりが見えてくると書いていないことが気になってくるようです。
サブイベントとり逃してないかなーみたいな感じで。

実習もある。

先日、学芸員実習の面接に行ってきました。
私は地元の美術館で実習を希望してます。

企業の面接は何回か受けたんですけども、
美術館の面接ってどんなんだろうなあー、なんてぼんやりとしか考えてなくて、
まあ、これがとんでもない油断でした。

面接って言ってるんだから、文字通り面接なのは当たり前っていうかね。
でも館長さんも出てくるって知らなかったんだ・・・。

面接後にギャラリートークにも参加したり、展示作品見て、
「あーやっぱり美術最高!!」って気分になって帰ってきました。
これ文字にするとすごい馬鹿な感想だけど、ストレートにこんな気分でした。

作家さんのトークもおもしろいし、伝えてくれる言葉もすごく
来館者の人も興味深く絵を見ていて
うんうん、なんかうれしいなあ、なんて思いました。

最近、美大生というより「就活生」を意識している生活をしていたので、
こう、「あ、私、やっぱり美術にかかわってる人間だったんだ」なんて
思い出させてくれたよい機会でした。

今日で、4年生のライターの方は卒業ですね。お疲れ様でした。
そして卒業おめでとうございます。
新しい記事読めなくなるなんて実感わかないなあ。

私も4年生とか・・・4年生とか・・・!!
全然実感ないけど、4月がくればなってしまうわけで…
就活もだけど学業しっかりやらないと…。卒制!

うさぎ

生まれ変わった(?)手羽さん、お帰りなさい。
正直ちょっとやられた感がありました(笑)
(前のエントリーでお疲れ様と書いていたのだからおもしろい)

世の中、そうやって動いていくのですね・・(しみじみ)

さて、残すところ授業も今週で終了。
本日提出のレポートが未だに終わっていなくて結構焦り気味です。
博物館各論・概論の美術館のレポート。
前期10館見に行くということだったのですが、
春休みに見に行った貯金のおかげもあり、どうにか達成。
でも後期持つかどうか・・・大変不安です。

ひとつ見に行ったら、その日にレポートを書いておけばこんなに焦らなくてすむのですが、
ひたすらめんどくさがりなのでその日にやらないんですよね・・・。
疲れて寝ちゃうんですよね。

まさにウサギです。昔話の。

亀・・・憧れるなぁ。

学芸員課程のこと

ここのところ趣味っぽい話しか書いてこなかったので・・・
とりあえず唐突ではあるけれど!履修している学芸員課程のことを書こうと思います。

私は、正直学芸員で就職したいから履修してるわけじゃないです。
可能性としてゼロではないけど。
多分、多くの人はそう・・・だと思う・・・。
まぁ、でもこれは先生公認というか、説明のときに

「学芸員を真剣に目指すなら芸文に編入してください」

というようなことを言ってたぐらいです(笑)

そういう中でどうして自分が学芸員課程をとったかというと、
美術に対する視野を広げられる気がしたからです。
私はデザインもファインも含めて美術全般がすきです。
とはいえデザイン系の科にいるとやっぱりデザインの分野を主にやることが多くて。
それで、両方とかかわりあえる機会をもてるのは学芸員ではないか、という結論でした。

それに学芸員で学ぶことと、デ情で学んでいることも
絡めて考えられることもできるんじゃないかとも思ったりして。

かといって、別に授業で学んでいることは、
当たり前ですが学芸員になるための教養とか知識を学ぶほうが多いので
私が履修しようと思った結論と直接関わってくることはそう多くないですが。
ただ自分が履修しようとした意思があるせいか、
結構楽しんで授業を受けてる気がします。

教職ほどではないですが履修する単位数が結構増えてしまうので
それが嫌な人はやっぱり厳しいのかも。
説明会とかでもかなり強調していわれますしね。

あとは講義の開設時間が結構決まっているので
他の学科で学芸員課程とっている友達は、授業を取りにくいって言ってました。
でも、デ情は授業の制度上、その辺は融通が利くのでありがたいところです。
(*通常2年生だと、午前は講義で午後は実技時間帯なんですが、
デ情は2年でも選択した科目によっては午前に実技授業があったり、
逆に空いていれば午後に講義を入れられたりとかも出来ます。)

実習は来年、再来年の予定なのでその辺の苦労はまだわからなくて、
色々不安はあるのですけど・・・、履修した以上頑張っていきたいなと思ってます。