真夏の夜のオトギ草紙

★しりとりブログ「かぶと虫」

TO OTHERS

タイルの床にそっと身体を寄せてみる。
お腹がひんやりして 気持ちがいい。
キッチンのダウンライトが反射して 僕の背中がキラキラとしてくるのがわかる。


夜になると 僕のテンションはあがる。
なんだろう。
人のいないところが好きなのかな?
それとも集中力ってやつや 嗅覚っていうのが あがるのかな?


僕は何もしない。
何もしていないと思う。
僕は僕なりの考えで 動いている。
本当は 考えなどなにもない。ただ本能だけかもしれないけれど。


僕のキラキラはどうして分かってもらえないのだろう。
ある人は悲鳴をあげて逃げて行く。
いきなり攻撃をしかけられることもある。
そうだ 待ち伏せにもあって、身動きがとれなくなることもある。


僕は何もしない。
何もしていないと思う。
僕は空も飛べるはず。
そしてたまに飛んでみる。
悲鳴、絶叫、驚愕の声、声、声。


もしも僕に角があったら
かぶと虫やクワガタのように コドモたちに大事にされて
ゼリーや西瓜をもらうことができたのだろうか?


北の方に住む人は 僕のことを知らないという。
そんな人と一緒に住みたい。
そうしたら、誰もいない昼間 ソファでのんびりと寝転んでみたい。

白い革のソファと僕。
そのコントラストを誰かが綺麗だとは 言ってくれるのだろうか。
多分誰も言ってくれない。
そんな夢を見ることだけでも できないものなのかな。


ジャスミン


最初に言います。

オトギちゃん ごめんなさい。

タケバヤシさんのブログを読んだのと
手羽さんからのお題が「かぶと虫」だったもので
どうしても、詩的にあるものをイメージさせたかったのです。
書きつつ「これじゃあ、オトギちゃんがあるものみたいだなぁ」と、思いつつ
もう、新しいイメージがわかず。。なもので、エントリーさせていただきます。


で、、、手羽さんへのお題は「ソファ」でお願いいたします。


投稿者:jasmine : 2011年08月19日 15:25

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コメント: 真夏の夜のオトギ草紙

ジャスミン様、こんにちは。

文体の交流、面白いです。

一目でわかる文体は、オトギ様ときゅっきゅ様とドラドラさまかな。

ジャスミン様のは、内容でそれとわかるといいますか。

カブト虫のようなものは、やはり出くわすと驚きます。

>北の方に住む人は 僕のことを知らないという

はい、現在住んでいる土地に住むようになった中学生のころまで
見たこともありませんでした。
娘は、かのものを「おじーちゃん」と呼んでおります。


投稿者 yukihaha : 2011年08月19日 15:53

>yukihahaさん
文体は、本当にひとそれぞれですから、面白いですね。

私は、なんだろう。。
あまり片寄らず、分かりやすいように書いているつもりです。
女性らしい品と少女のような瞳を持って☆☆ねw
というか、あまり難しいことはわからないし、書けないですから(爆)。

>「おじーちゃん」
うちでは「ごっきー」かしら?
「ガッキー」なら、可愛くて、うちにいてくれてもよいのに、残念です(涙)。

投稿者 ジャスミン : 2011年08月19日 16:47

こんばんは^^
しりとりブログ…楽しく拝見しています♪
『キラキラしたもの』、
うちでは「ゴキ」と呼ばれております。
彼(彼女?)がお出ましになると、パパ梅を筆頭に小梅、チビ梅そろって「でたっ!」
と、報告に来るだけ。。。
戦うのはもっぱらうめさわぁ〜ひとりです。
『白いソファと僕』、
先日帰宅した私の目に飛び込んできたのは、
「白いソファとヤモリ」(声にならない悲鳴〜〜〜〜)
さすがにつぶす訳にはいかず、かといってそのままという訳にも・・・
動かないように呪文をかけながら、とびのったクッションごとそっと運び、外に逃がしました。


家族が誰ひとり近寄ってこなかったのは言うまでもありません(怒)

投稿者 うめさわぁ〜 : 2011年08月20日 00:14

>うめさわぁ〜さん
こんばんは。
うわ!!
ヤモリはダメかも?というか、無理ですっ!!

ここ数年庭に出て来るトカゲくんとは、少し距離を置きつつ交流ができてますが
室内のヤモリは、きっと悲鳴です(泣)。
そっと動かすことができるうめさわぁ〜さんは、すごいです☆☆☆

投稿者 ジャスミン : 2011年08月20日 22:50

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