主観的見地で美大生の恋愛を探る(手羽編)

センター入試もいよいよ今週末。

大学ブログとして、ここは受験生の為になるような情報を出さないと。

では、




手羽の恋愛経験談でも★


え?入試に役に立たない?
というか、helveticaさんからのリクエストに対し、口火を切れるのは手羽しかいないっしょ。

いつか手羽の大学時代の恋愛話はちゃんと書こうとは思ってたけど、・・でも読みたい?
ムサビ日記オフ会で毎回酔っ払ったらやってる話だけど・・聞きたい?
毎回、聞いてる人が引いちゃう話だけど・・・それでも?
「私生活を切り売りする」という、大学ブログとして禁断の果実をかじることになるけど・・・あ、それは前から?

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それ以外の人は竹林くんのブログでも読み返しててください。




えー、大学2年の時に彼女がいまして。

油絵学科の1年生でした。
一浪してたから年齢は同じ。
もっと正直に書くと、同じ地元の研究所出身で、高校時代から知ってる人(照)
で、彼女がムサビに入学してから、自然と交際が始まった・・というわけ。

彼女は入学してすぐに「劇団むさび」に入団。
結構な人気役者で、翌年は彼女に憧れて入団してきた人がゾロっといたっけ。
私の奥さんも名前を知ってたぐらい、当時ぼちぼち有名な役者だったんです(笑)

ぶっちゃけ、同棲に近い生活をしてました。
どちらかのアパートにいりびたる毎日。
二人ともムサビからすぐぞばのアパートに住んでたんだけど、ほとんど学校に行ってなかった。
私は出席だけ取りに学校へ行き、すぐに帰ってくる。
彼女は授業はほとんど出なくて、劇団むさびの練習をするためだけに学校へ。
「こんな生活してちゃダメだなー」と思いながらも、ダラダラした日々を過ごしてた1年間。
でも一緒にいることが幸せだと感じてた日々。

こんなことがありました。

私は一緒にいたいのに、彼女が「これから劇団むさびの練習に行く」と言いだしたのです。
手羽と劇むさ、どっちが大事なんだよ!」と言いながら大泣きしました。

はい。ここ、引くところです。
ま、それぐらいゾッコンだったということ。


でも、「さすがにこのままじゃいけない」と気がつき、私は3年生になってから制作に没頭するようになりました。ようやくモノを作る楽しさがわかってきたというか。
でも、彼女は相変わらず劇団むさびにハマってて、見事に留年。

で、手羽が3年終わりの春休みに同級生と1ヶ月間のヨーロッパ旅行に出て、帰ってきたら彼女は男が出来ていて、それでサヨナラ。
最後はあっけなかったです。
家計が厳しく、劇団ムサビの練習が終わった後に一橋駅前でホステスの仕事をやってたんですが、相手はそこで知り合ったサラリーマンでした。

それ以降1,2度連絡を取り合ったことはあるけど、その後はパッタリ。
私が職員になって3年後ぐらいに、「4年生の時も留年したが無事に卒業し、劇団員と付き合ってて、今でも劇団活動をしてる」って噂を聞いたぐらい。



当時の大学劇団って「大学という公共機関に対し、アンチテーゼをぶつけてやる!!」と、70年代的というか「アウトロー」な世界で、「マジメに出席するやつはバカ!」「教授なんてクソクラエ!」という雰囲気が残ってました。
「留年することがかっこいい」みたいな空気もあって、劇団むさびの留年率が異常に高かった(笑)

小春さんやりんらんさんが劇団ムサビをやりながら留年もせずに、ブログも更新し、ちゃんと卒業したのを見て、今の劇ムサは随分変わったなあ、と思ったもんです。
あ。現在、照明さん・音響さんを募集してるそうなので、みんな劇団むさびに入ってね。


で。
美大生の恋愛話でしたね(笑)

helveticaさんとは逆の結論になっちゃうんだけど。

美大にいると感受性が上がってしまうのか、男も女も大恋愛に走ってしまう傾向が強いかも。
惚れやすいのはファインアート学生が多いかな?(笑)
知り合いや後輩に何人もいます。そういう人。
大抵別れてるけどね★
大恋愛は「経験値」として今後何かの役に立つと思うけど、お互いに冷めた視点が必要。
恋愛にはまっちゃうと、いろんなものを犠牲にすることになるから注意してね。

そして、相手を束縛しすぎないこと。これも大事。
経験者は語る・・・。


美大生は美大生と結婚する」という話を聞いたことがあります。
統計論的にはいくらでも突っ込める要素があるけど(笑)、お互い美大生(または美大OB)だと価値観も近いから話が合うんだよね。

うちもそうだし、友達もだいたいムサビ同士で結婚してる。

保育園の「バザーやります」とか父母会ポスターのレベルがあきらかに「素人じゃないな」というレベルで(笑)、それを描いてる人に聞いてみたらやっぱり東京造形大出身で、もっと聞いたら旦那は桑沢デザイン出身でした(美大ではないけど)、

うちの奥さんが同級生の結婚パーティーに行ったら、新婦は藝大彫刻出身だった。
もっというと、「愛と真実のダンサー」としてその道では有名な某アーティストだった。
ちゃんとしたアート番組だったころの「たけしの誰でもピカソ」で話題になった人です。
しかも、二人の生い立ちを紹介したカードを友達ってことで寄藤文平さんが書いてた。

なんか狭い世界なんです。はい。


恋愛といえば、今まで「合コンなんて美大にはない」と書いてきました。
えー、訂正させていただきます。

私は合コンの経験がないし、他の美大生男子も「合コンを夢見て大学に入ったけど、一度もなかった(涙)」と嘆いていると思いますが、ようやく聞き出した情報によると、一部の美大生女子は一般大学の学生さんと合コンをやってるそうです。
なかなかその事実を女子は語ってくれないんだよねー。

価値観を取るか、経済力を取るか・・・そりゃ経済力を取るわな。


美大生男子、カンパーレ!

投稿者:ichiro : 2009年01月14日 03:55

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コメント: 主観的見地で美大生の恋愛を探る(手羽編)

いや!いい話だと思います!
読んでよかったなーと思える記事でした☆

投稿者 uto : 2009年01月14日 22:44

最近と言わずウチの学年をあげると合コンと言う響きに憧れたある学科の女の子達が、他学科の男の子達と飲み会みたいなのしてたりしますよ。ってか合コンは一部地域ではやってるみたいですよ。。。なんて。裏情報。それっぽい話は結構ありますよー。

投稿者 ヤスタカ : 2009年01月17日 23:41

おもしろかったです

投稿者 油絵卒 : 2010年05月21日 11:04