あなたの心の中のお守り

どうも、helveticaです。
ruraちゃんが役立つこと書いてますね。
って訳で、「続くかも」とか言ってた卒制シリーズはあっさりおやすみして、
ruraちゃんと同じ内容で実になるか怪しい根性論を書こうと思います。
ちなみに私のデ情観はこちらを参照して下さい。
意外と受験に役立つかもしれません。

 
もう日付変わって今日がデ情の試験な訳ですが、
デ情の試験で一番大事なのは思い切りなんじゃないかと思います。
ruraちゃんも同じようなことを先に書いていますが、
私はもうちょいテクニック的なことから書こうと思います。
(「helveさんのせいでデ情落ちました!」的なのは受け付けません…^^
 信じるか信じないかはあなた次第です)

 
他の平面を用いた試験はどれでもそうなんですが、
デッサンも平面構成も明快・正確・構図の良さが大事だと思うんです。
デ情の試験ももちろん全部求めていますが、
個人的にデ情が一番求めているのって「明快」だと思いました。

デ情の試験って作品の説明を書く欄が画用紙にありますよね。
・モチーフと絵の意図が完全にフィットしていて
・見せ方がびしっと決まっていて
・説明欄の言葉が絵を雄弁に物語っている

ここら辺を気にしながら、とにかく描ききることが大事だと思います。
3時間の試験では絵の密度が勝負です。
密度やタイトルからドヤ顔を醸し出せればこっちのもんです。

 
ここからは私個人の話になるのですが。
デ情の試験、私が唯一「実力以上の絵が描けたな」と思った試験でした。
で、その時の私は何を思っていたかというと

私だってね、絵はヘタクソだけどね!
やればできるやればできるやればできるやればできるやればできるやれば(ry

この既視感あるモチベーション、ホントはすごく大事だと思うんです。

受験生の人で、頑張ってない人なんていないですよね。
頑張りがその当日まで絵に出ていなかろうが、
いい調子で来たのにだんだん下り調子になっていようが、
自分なりに頑張ってきたこと、絶対あるはずなんです。
頑張った自分を「合格」というかたちにして認めてあげる為に、
試験にぶつかってみて下さい。

目に見えるかたちで自分で自分を認められること、
意外と難しいことです。
けど、それを得るためには相応の努力もすべきだと思うんです。
「頑張ってるのを見られるのはかっこわるい」とか
思っている人もいるかもしれませんが、
私はそんなことは全然思いません。
今までの自分をありったけぶつけてみて下さい。

 
それから、もうひとつ。
ネクラスポ根の私が言うことなので話半分に聞いて欲しいのですが、笑
私の通っていた予備校は誰しもが一切手を抜かずに絵を描いていて、
色んな工夫をお互いに持ち寄って励ましあい研鑽しあいました。
中には、他大に合格したけれども浪人して上を目指す子もいました。
私は、そういう友人を持てたことも励みにして受験しました。
他の子だって頑張っていたし、いっぱい助けてもらったんだから、
合格して報いなきゃいけないと思ったのです。
(ネクラだから「皆と一緒に合格しなきゃ友達いなくなる…」と
 大変に焦ったことも合格の一因だと思っています。笑)

「合格」って、思った以上に重くて、
ハードルも高くて、挫けたくなる時間だってあるかもしれません。
そういう時は、ぜひ努力と友達を思い出して。
お守りは意外と自分の心の中にあるもんです。

明日も寒いかもしれませんが、
寒さは暖かい春への準備であることをお忘れなく。
受験生、カンパーレ★

投稿者:helve : 2011年02月04日 02:51

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