終わりました、卒制展。演習室の仲間達

どうも、helveticaです。
思い立ったが吉日という言葉を信じているので、
書けること・書きたいことはどんどん書いていこうと思っています。
「終わりました、卒制展。」はシリーズ化の予感です。

 
さて、デ情は卒制展が終了した後に優秀賞・学科賞が発表されます。
学科賞の一つに、私やruraちゃんと同室だった人の論文が選ばれました。
私たちはそりゃーもう嬉しくて、片付け日に同室の人たち全員でお祝いをしました。
飲んで騒いでをしたあとにサプライズでケーキを出したのですが、
(しかも甘いものが好きか否かも聞かずにw)
大層喜んで頂いて、こちらまで嬉しくなりました。


ところで、部屋で打ち上げするのって相当珍しかったみたいです。
他の部屋の友人にそれを告げると、結構目を丸くして驚かれましたから。
何で私たちの部屋はあんなに盛り上がったんだか…笑

っていうのにも多分理由がありまして。
一つは共同作業が多かったことかもしれません。
来て下さった方はご存知と思うのですが、部屋のパネルを全部暗幕で覆いました。

DSC_8978.jpg
こんな感じで

これをするにあたって他の部屋より私のいた部屋は作業量が多く、
試行錯誤をしながら行った為か妙に連帯感があったように思います。

それに、すごく真面目な人が多かったように思います。
私は檻を作る為に致し方なかったのですが、笑
他の人達も比較的早めに来てアドバイスしあいながら作業していたので、
それぞれがこの部屋でやりたいことを共有しあえていたことが、
お互いを引き立てあう意味で良かったように思います。

そして、何より良い人が多かった!
みんなでおみやげやお菓子を持ち寄ったり、(主に私は食べていた)
全員に缶コーヒーを差し入れてくれる菩薩がいたり、笑
それぞれが気を遣いあえる素晴らしい人達だったなと思います。

 
だからかわかりませんが、この部屋での講評もすごく和やかでした。
多くの教授陣に「この部屋は密度があっていいね」と仰って頂き、
中島先生は気圧されたのかこの部屋に4枚も「オススメ!」シールを貼りました。笑
(「もはや部屋のバナーに『オススメ!』貼れば良かったんじゃ」と思ったのは内緒)
私はともかく部屋の全員が真面目でクオリティも高かったのももちろんありますが、
「演習室Eとしてのものづくり」が出来ていたのかな、と感じました。

私はとても展示経験が少ないのですが、
その経験の中でもこんな風に盛り上がったことはあまりありませんでした。
そもそも卒制というのは、全く違う意識を持った人々を
なんとかそれっぽく寄せ集めて「頑張って」統一感を出す感じがありますが、
演習室Eは、初めて会ってドタバタで一緒に展示する人たちも多かったにもかかわらず、
自然とそれぞれがやるべきことを認識しながらできていたように思います。
そして「やるべきことの共有」ができていたからこそ、
励ましあえたりそれによってなくなりかけていたやる気を盛り返せたり、
お互いの展示を手伝いあえたりできていたのかもしれません。

みんなお互いに、「この部屋はヤバいよね。」「うん。やばい」
完全に自画自賛モードでちょっと面白かったのですが、
それは同室メンバーの展示をお互いに認めあえていたからこそでした。
こんな仲間達とあんなステキな環境ですべてを出し切った展示をするなんてこと、
これから先もちょっとないのかなーと少し寂しくなってしまいます。

1日目の講評に来なかった同室メンバーが2日目に制作物を完成させてきて、
後に「あんな密度がある部屋に穴を空けられないと思って頑張った」と話したとき、
なんでか自分のことのように嬉しかった記憶があります。
多分昔ならこんなこと思わなかっただろうな。

ステキなメンバーに囲まれて、私も本当に嬉しいです。
彼らがいなかったら私、檻なんて絶対に完成してなかったですよ…
慣れない作業でうまくいかなくて、絶対どこかで心が折れていたでしょう。
やっぱり私も上記のメンバーと同じことを考えていました。
これが真に迫った「共同作業」なんだと思います。

同期から、色々なことを学ばせてもらいました。
やはり持つべきものは仲間です。

つづく。

 
ようやく「そつせい」カテゴリ追加しました。
これからタグを付け替えていきます。

投稿者:helve : 2011年01月26日 22:00

トラックバック


コメント: 終わりました、卒制展。演習室の仲間達

コメントしてください




保存しますか?