公募制推薦入試について<ポートフォリオ篇>

公募制推薦入試の出願期間が近づいてきました。
日本画学科、油絵学科、彫刻学科に出願しようとしている方はポートフォリオ(作品資料ファイル)の作成をしている頃でしょうか。


そこで今日はもし竹林が公募制推薦入試を受けるとしたらポートフォリオはこう作る!をお送りします。
なお、最初に断っておきますが、当たり前ですが竹林は実際の採点にはまったく関わっていません。
よってこのお話はあくまで竹林の妄想としてお読みください。
もしこのとおりにして結果が芳しくなかったとしても責任は負いかねます。


ポートフォリオを作るにあたって悩みどころなのが、高校や予備校の課題で制作した作品を中心とするか、自主制作の作品を中心とするかという点だと思われます。
それに対する答えは公募制推薦入試の学生募集要項に書かれている気がします。


募集要項の各学科についてのページには公募制推薦入学試験で受験生に期待することが掲載されています。
各学科によってさまざまなことが書かれていますが、日本画学科・油絵学科・彫刻学科に共通している点があります。
それは、一般入試ではとらえきれない資質を持った人材を受け入れたいということ。
では逆に一般入試でとらえられる資質ってなんでしょうか?
それは与えられたテーマ・条件で、与えられた時間内にどのような作品を作れるか?ということではないでしょうか。
これを再びひっくり返すと一般入試ではとらえきれない資質がなんなのか見えてきます。
即ち、自分で選んだテーマで特に条件なく、時間を気にせず制作した場合にどのような作品を作れるか?ということになります。
ということで、竹林がポートフォリオを作るとしたら、学校の課題であろうと、自主制作であろうとこれに該当する作品を中心に掲載します。
デッサンは与えられたモチーフで描くシチュエーションが多いと思いますが、基礎的な力を見るのに適しているので、これも脇に加えて掲載する感じでしょうか。


昨年はポートフォリオに美術展等で受賞した際にもらった賞状のコピーを収録されてる方が大勢いました。
受賞を証明する書類ということで収録しているのでしょうが、募集要項を読むと「受賞を証明する書類がある場合は収録しても構わない」と書いてあります。つまり、収録しなくてもよいということです。
竹林が送られてきたポートフォリオにざっと目をとおして思ったことが、美術展で入賞した方って結構いるんだなーってことでした。
ということは受賞歴はよほど大きな賞でもない限り、特にセールスポイントにならないと思われます。
受賞したことを記載する程度で十分ではないでしょうか。
先生が見たいのはあくまでも作品であるということをお忘れなく。


日本画学科・油絵学科・彫刻学科の公募制推薦入試は自己推薦方式。
自己推薦ってことは自分で自分を推薦するわけです。
どういうふうにポートフォリオを作れば自分をうまく表現できるを考えて、がんがん自己アピールしちゃってください!


書いてるうちに日付がかわって、10月10日になりました。
10月10日は萌えの日なんですって。知ってました?
なぜかというと、まずたてに


と書いて、その横に
十十
日月
と書くと萌の字になるからだそうです。
よく考えつくもんだなー。


ハッピーマンデー導入前までは10月10日と言えば体育の日。
なぜ10月10日が体育の日になったのかというと、東京オリンピックの開会式が開催された日だったからです。
では、なぜ東京オリンピックの開会式は10月10日に開催されたのでしょうか?


答えはこの日が晴れる確率がきわめて高い、いわゆる晴れの特異日だからなんです。
明日もどうやらいい天気のようですね。


まさにハレルヤ!

投稿者:take : 2008年10月10日 02:54

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