リアルなムサビ親(母)の日常を
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中3の国語
中学3年生の某国語の教科書に出ていいる二つのお話。
ひとつは、
あさのあつこ作 「みどり色の記憶」
あのバッテリーの作者ですね。
このお話の中で、美大に進学したいけれどなかなか親に本音を言い出せない女の子が登場します。
その親子関係とか、自分の気持ちとか、悩む姿と、悩みながら、これまでお母さんがどんな風に自分を大事にしてくれていたかを、あらためて思い出す場面などが出てきます。
お題に答えて皆さんが色々日記につづっていますが、意外と「親の反対を押し切って美大へ」って、あまりないのかなあ?
我が家の場合はどちらかと言うと、娘が美大に行くのを先に予感していたので、親の私の方が覚悟していたところがあるので、反対すると言う気は全く無かったんだけど。
それでも、この文章読むと、色々なことが被って、泣ける。
中学生の段階で、これを読んでどれくらい実感が沸くのだろう?
まあ進路選択の時期に、悩む主人公の立場に共感できるのかもしれないけど。
もっと後になって、たとえば高校3年生になってから、そしてその後の進学の後に、もう一度読み直して欲しいなあ。
と言うことは、今の大学生の皆さんにも読んで欲しいと思ったわけですw
(受験生もね)
そしてもう一つは
これも同じ中3の国語の教科書に出ています。
無言館って知ってました?
私はこの教科書で初めて知りました。
こちらは戦時中の画学生の話。
無言館は、この画学生たちの作品が展示してある美術館。
長野県上田市にあるそうです。
こちら
この中に、「東京美術学校」「帝国美術学校」の画学生とその作品も登場します。
こちらも涙ものです。
あの時代、あえて「画学生」になった人たち。
今よりももっと珍しかっただろうし、その卒業後は画家か絵の先生か?
それを目指していただろう学生さんたちの「遺作」
なぜか同じ教科書に二つも、美大関連のお話が出ていて、びっくりしました。
課題に追われる美大生の皆さん。
当たり前のことだけど、大変な毎日なんだろうけど、恵まれた環境の今を楽しんで下さい。
私の座右の銘をば。
Everything is hard work, if you don't enjoy it.
長野県上田市ですか。
いつも通り過ぎてしまう場所ですが
機会があったらたちよりたいですね。
好きな事ができてるありがたさを感じるために。
投稿者 ザラメ : 2012年10月13日 21:39
数年前、地元で開かれた「無言館」の展覧会に行きました。
色々な夢や希望や持っていたでしょうに、戦争という時代の波にもまれて、命をおとして・・・
涙なくしては観られませんでした。
投稿者 エイトママ : 2012年10月13日 22:28
>ザラメさん
なかなか行けないので、都内で展示があるといいなあと密かに期待しているところです。
良かったら本、読んでみて下さい。
>エイトママさん
おお!行かれたんですね!
やっぱり本で見る写真になった絵と、本物の絵では、インパクトが違いますからね。
きっと迫るものがあるでしょうね。
投稿者 poncho : 2012年10月14日 06:19
チチキリンの知り合いの方が
『特攻花』という写真集を出しています。
http://www.nanasai.jp/hana/
隊員が出発する際に渡された花束を
機上から投げたものが草むらに根付き、花を咲かせたものです。
私の父は志願して、昭和20年12月に幼年飛行兵(特攻隊員よりも年少)として
知覧の近くの基地に行く予定だったので、感慨深いものがあります。。
投稿者 ジャスミン : 2012年10月21日 10:39