なんでもできる

昨日もムサビ日記の取材で、今回はおく★ともさん、赤岩さん、ELKさんの3人に対応してもらいました。

先週今週と取材が続いたわけですが、実は先週の四輪駆動さんとみちくさとりこさんも含め、みんなに共通の宿題を出してたんです。
すごく簡単な宿題。

自分の学科がどういう学科か説明できるようにしてきてね。

簡単でしょ?
話のとっかかりとして「●●さんの■■学科はどんなことやってるんですか?」と聞かれる可能性が高いので、各自考えてきてもらったのです。

ただし。
NGワードも決めておきました。

『なんでもできる学科です』という説明はNG。


なぜならみんな「なんでもできる学科です」と答えそうなんだもん(笑)
オープンキャンパスや相談会で学生さん(や先生)が話してるのを聞いてると、よく出てくるフレーズなんですよ。「うちの学科はなんでもできる学科なんだよ」と。

確かに幅広く学べる場がムサビであり、各学科も一つのものにこだわらずいろんなジャンルが学べるシステムを構築しています。「いろんなことができる」は嘘ではありません。

でも、伝わるようで伝わらない、メリットのようでメリットじゃないのがこの「なんでもできる」です。
例えば、あるイベントがあって、「そこに行って何ができるの?」と聞いて「なんでもできるよ」と相手が答えたら、どう思います?私は性格が悪いので「じゃ、●●はできるの?」といじわるで言い返します(笑)
やっぱり「いろんなことができるけど、これとあれがめっちゃ面白いんだよ!絶対に行ってみて!!」と説明した方が理解しやすいし、行きたくなるってもんです。
「いやいや。一部分だけ抜き取って説明するのはダメだ。総合的・多面的に物事を捉え・・・」
はいはい。ちゃんと説明したくて「なんでもできる」と言っちゃった気持ちもわかります。でも、他人には伝わらないんだよねー。

もっと大きなくくりだと、学科ではなく「ムサビってどういう大学ですか?」というパターンもあります。

親戚とか友達に聞かれる分には適当なことを話しておけばいいんだけど(笑)
学生さんは自分の所属する場を「なんでもできる●●です」というフレーズを使わずに、自分の言葉で説明できるようにしておくといいよ。できればワンフレーズで。
例えば、「人の毎日を素敵にする」ための空デ。今更ですが、「これ、うまい表現だなー」と思って見てました。


そうですね。企業の面接官に聞かれるシーンをイメージして考えてみてちょーだい。

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おく★ともさんとは初対面でした。姉御肌タイプと見た。
ELKくんはインタビュー出席回数が多いし4年生だけにうまくまとめてたね。君の成長にお兄さんは嬉しかったよ。
赤岩くんはそれでいいと思う。それが君なのだ。

投稿者:ichiro : 2007年09月26日 04:48

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コメント: なんでもできる

えへへへへへ。ほめられちゃったー。
ありがとうございまうっ!

投稿者 凡々 : 2007年09月26日 13:04

どういたしまう!

・・これは語呂が悪いなあ・・。

投稿者 手羽 : 2007年09月27日 05:13