なぜムサビのオープンキャンパスは6月なのか?

3月26日の日記に書いた

後日、「何でムサビは6月にオープンキャンパスをやってるのか?」を書きます
をぼちぼちと。


実は学内でも「他大学と同じ7月中旬ぐらいにオープンキャンパスをやった方がいいのでは?」という声もあります。
それをやらない(やれない)理由が2つあります。


まずは、ムサビの「オープンキャンパス」の考え方によるもの。
6月中旬といえば、授業真っ只中の時期です。「一番学内が汚い時」を見てもらった方が、よりムサビの日常を感じてもらえるのではないか、と考えているからです。
7月中旬というのはどこの大学も前期授業が終わってるタイミングなんですよ。前期授業も終了して、きれいに片付いた美術大学を見学しても面白いのかな?私たちの考える「オープンキャンパス」とはちょっと違うんですね。一般大学ならともかく美術大学なんだから、学生さんが工房でガンガン作業してる姿を見てもらいたいのです。
もちろん、ちょっとだけお化粧はしてますが(笑)


私達の感覚だと「6月じゃまだ進路も考えてないから早すぎるんじゃないか?」と最初は思ったりもしました。でも、東京の多くの高校で5月中旬〜6月上旬に集中して高校内説明会を実施しています。(6月は一日に4つ高校説明会が重なってることが何回かあります)
今時の高校2年生が進路を考え出す時期って5,6月のようです。なので、6月中旬はオープンキャンパスをやるには決して早すぎる時期でもないんです。
しかし進路決定が早くなりましたよね。自分は高3になる直前に「美大にでも行くべか」と思った人間なので・・・。



2つ目はムサビの事情から。
他大学がオープンキャンパスをやってる時期は通信教育のスクーリング準備に入ってるため、教室がほとんど使えません。模擬授業とキャンパスツアー、教員による個別相談といった一般大学さんがやってるレベルだったら開催可能なのですが、私達が考える「美大のオープンキャンパス」を行うにはかなり厳しいタイミング。
7月という時期を優先して企画ものだけをやるか、日常の公開を優先して6月にやるか、どっちを取るか?
で後者を選択してる、というわけなのです。


以前、「8月のムサビ進学相談会in鷹の台をオープンキャンパスと呼べるはず」と書きました。
でも、あえて「オープンキャンパス」という言葉を使わない理由もそこにもありまして、「やっぱり学生のいる日常を公開しての『オープンキャンパス』だよね・・・」と思っているからです。

6月中旬といえばワールドカップ梅雨の時期だし、授業真っ只中での準備は大変だし(芸術祭みたいに準備期間があるわけでもないし)、本当は授業も落ち着いて天候もいい7月中旬ぐらいにやれればいいんですけど。これ本音です。ちょこっと模擬授業やって、ちょこっと入試説明やって、ちょこっとツアーやって、ちょこっと作品展示して、ちょこっとラブして(古っ)、ちょこっと学食でお昼を食べてもらって、「はい。これがオープンキャンパスです」といえるようになりたいです。これは本音ではありません。

投稿者:ichiro : 2006年05月23日 04:51

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