毎日が戦い。

 毎日が戦いって思ってしまうと、少し肩に力が入りすぎて、通常より疲れるのが早い事を芸術祭のとき学びました。今更ですが、芸祭のとき学んだ事は今ものすごく自分の中で生きています。まぁ、ほんと今更ですが。なぜか今日、色々考え、色々思い出したのでちよっとまじめに書いてみます。
 今日は金曜日だったので子供絵画教室のバイトを途中で抜けさせてもらってepa会議です。だんだん新学期が近づいているのに、ここ数週間、会議に緊張感がなく、あまり芳しくない状況にありました。議事進行役を担う自分に大いに責任があったと思います。代表としての自覚が欠け、どこか周囲に甘えていたように感じます。今日は事前に気合いを入れ直し準備し集中したことで、うまく議事進行に務めることができ、少しよくなったかなと思いますが反省点が多々残ります。入試バイトから毎日身体を酷使して、忙しく充実した時間を過ごしていることで満足し、少しその他が疎かになっていました。どんな時も忙しさは言い訳になりません。最近は忙しい自分に酔って、忙しいという事実に甘えて生活していたように感じます。ここらで心機一転気合い入れなおし、ここに決意表明として書き記しておきたいと思います。ムサビコムを勝手に決意表明の場として利用させてもらうのは大変恐縮ですが、皆さんに見てもらえる場だからこそ自分の中での決意も確固たるものにする事が出来、頑張れます。
 
 こうやって考えてみると去年の芸術祭実行委員会執行部で実行委員長を務めた時も、全身全霊をかけて臨んでいるつもりで、どこか周囲の助けに甘えていた時間があったのかもしれません。勿論、07年度芸祭実行委員会執行部は絶対的なチームワークを基に、それぞれの仕事、それぞれ責を負い、芸術祭の運営を全うしたことは、自信と誇りを持って言い切れます。ただ、今だから思う反省点、後悔が沢山でてきます。委員長として、人間として、男として、もう少しだけ成長した状態であの職につけたらもっとよく、もっとうまく運営に携われただろうし、もっと上を目指せたと思います。委員長として各部長に頼る事もチームワークとして理想な形だとは思いますが、もっと各部長、執行部員の負担を減らすことが出来たのではないか、と今更ながら考えてしまいます。今新たな壁に臨もうとしている所でやっと周囲にものすごく助けられ、甘えていた自分に気づいていたのでは遅いのかもしれません。ただ、すごい有能なメンバーに囲まれ、自分が思っていた以上に、ものすごい助けになってもらっていた事に気づきました。今更この事実に気づく時点で既に時遅しなのかもしれませんが、これからの人生においてこの事実に気づけた事は大いに役立ち、大きな意味を持つはずだと前向きに考えたいと思います。
 自分の経験をそのまま下の代の執行部に伝えきる事が出来ないのが残念です。全体の、運営における反省点はそのまま08年度執行部に引き継ぐとしても、精神的な心構えや、気持ち、メンタル面をそのまま、ありのままを下に引き継ぎする事が出来ないのが現状です。書類や口頭で出来る限りの努力はしますが、やっぱりあの独特の空気、辛さを伝えるのは難しいです。やっぱりやってみなくてはわからない所が多くを締めているモノなのかもしれません。
 07年度執行部は芸祭期間短縮(10日間あったものが9日間、内、準備期間、祭典期間、片付け期間が4日4日2日だったのに対し3日3日3日となった)決定を受けてから初めて行われた芸術祭です。しかし07年度芸祭は様々な人の努力を経て芸祭期間は10日間に戻すことが出来ました。祭典期間は3日間のままですが、準備、片付け期間も含めた、芸祭期間全てに換算すると例年の10日間に戻った事になります。。これは周囲の芸祭を大事に思う一丁目自治会をはじめとする責任感溢れる、つい最近卒業した4年生や芸祭に対する危機感を持った人が大いに協力し合い、少し大きな流れができたことによって成し得た結果だと思います。今後の努力次第では片付け期間が2日になり祭典期間が4日に戻るかもしれません。全ては皆さんの意識次第です。
 
ただ芸祭における問題はまだまだ山積みです。今更ながらムサビの芸術祭の事を説明すると、
「芸術祭は毎年10月下旬から11月初めにかけて、準備•祭典•整理期間の2週間を課外活動の一環として学事に位置づけ開催されています。また、日頃の課外活動の成果を展示、催しなどの形で大学の施設を利用し広く社会に公開する機会であり、本学開校以来の伝統ある行事になっています。すなわち、学生の力量で展開していく自らの表現活動の場でもあるのです。」
この文章は学生ハンドブックからの引用なのですが、ここに書いてあるように、とはムサビ生の日頃の制作活動やサークルなどの課外活動とその成果、ムサビ生のあらゆる実力を広く学外に提示する祭典です。学生だけでなく地域の方々、受験生もムサビに直接触れることのできる貴重な機会でもあります。正直自分も05年度芸術祭(武蔵野美術大国)06年度芸術祭(ムサパー)を経てムサビに入りたいと思ったヒトリです。まぁ皆さん知っているとは思いますがムサパーの時の委員長がmooeさんなのですが。。。
 芸祭は純粋に学生が楽しむお祭りという一面もあります。近年大学が学園祭において、飲酒を認める例は少なくなってきているのに対しムサビは学生自治のもと飲酒を認めています。しかしながら毎年のように問題になっている事も事実です。この事も念頭に置き、芸祭執行部、参加者共にお酒に対し、周囲の意識向上に努めていかなければならないと感じています。飲酒に限らず、芸祭中に大きな事故が起こってしまうと、最悪の場合今後の芸祭がなくなってしまうこともあり得ます。この為、芸祭に携わる人全てが常に危機感をもってこの問題にあたり、打開に努めて欲しいと思います。
 ムサビにとってムサビ生にとって芸祭がどれだけの意味を持つのかは皆それぞれですが、共通の意識を持たなければならない部分も多々あると感じています。芸祭期間を自分を試す期間と捉える人も、ただなんとなく参加する人、長期休暇として考える人、それぞれにそれぞれの臨み方、価値観があってそれでいいと思います。しかしながらなぜ自分が芸祭期間をそれぞれに過ごせるのか、考えてほしいと思います。過去の先輩方の努力によって学校側に認められ得られたこの期間を無碍にし、ほんの一部の人間の不注意で減らしたり、なくなってしまうことは本当に恐ろしい事だとは思いませんか。ほんの意識の差で、このそれぞれにとって有意義に過ごせる時間を潰してしまう危険性を孕んでいる事を忘れないでほしいと切に感じています。芸祭を作るのは大学ではなく学生です。大学の職員さんも教授陣は様々な人がいますが、大学側としては基本、学生自治を認め、助けとなってくれています。その大切な芸祭を自分たちの手で損なってしまうようなことあってはならないと感じています。参加者執行部ともに、より協力と理解を求め、関係を深めようと歩み寄ってほしいと思います。自分も勿論来年度はヒトリのいち参加者として頑張りたいし努力していきたいと思います。
 
なんでこんな事を今更書いて、なんでこんなにまとまりがなく、読みにくく長くなってしまったのか本当に自己嫌悪ですが、私は芸術祭を通して学べたことが沢山ありすぎる分、芸術祭のもつ可能性とこんなにも自分を磨く事が出来る場があることを今更ながらアピールしたいです。こんなに素敵なモノがある大学に何も感じないと言ってしまう人が多くいる事実を大変残念に思っています。
 美術を志す人は今の社会において、社会を変えうる力とものすごいエネルギーをもっていると思います。これは勿論私が美術畑の人間のひとりであるからこそ感じることなのかもしれませんが、今の政治は目の前の事に追われ続けものすごい先を見越した思い切った政策はとれません。世論がそれを許さないのも事実ですし、世界的にも日本の立場が怪しくなっているのも事実です。本当に今の日本は美術界から変えていく事が出来ると感じています。その辺りまた今度ゆっくり書いていきたいと思います。このまま書き続けると本当に誰も読んでくれなさそうな気がするので。。。汗
 
明日、っていうか今日の夜、久しぶりに07年度執行部代表者で飲みます。今日感じた感謝の気持ちを込めて飲み会に臨もうと思います。
・・・っていうか長過ぎますね。次からもっと考えて書こうと思います。読んでくれた方ありがとうございます。
 
追伸
08執行部へ。毎日が戦いだと思うと少し肩に力が入りすぎて、通常より疲れるのが早いです。気をつけてね。
けど一つ先に言っておきます。

 

 

毎日が戦いだよ。
マジで。
 

 
負けるな。
自分に
 
 
 
 
おやすみなさい



投稿者:yasutaka : 2008年03月22日 04:45

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