立体と躍動。

携帯から失礼。utoです。

今日はたまびの卒制展に行ってまいりました。

一緒に行った小学校からの友達(同じく美大生)と私はふたりとも時間にゆるくて、
そのせいかなさけなくも昼過ぎからの参戦。めいるような曇天。


閑散としたバス、構内や、ポスター等のなさに思わず
「展覧会の日を間違えたのでは」
と心配になり、連れになんと弁解しようかと焦るほどの静かさでした。

しかし作品は素敵!
彫刻、グラフィック、絵画をざっと見て終わったのですが、

彫刻と映像にとても惹かれました。

立体物にしかない躍動感とか、
日常のなかでもうつくしいと感じる人体のかたち。
これらを見ていて、予備校時代好きだったヌードクロッキーをもう一度勉強したいと強く感じました。
(むさびではできないのでしょうか?学校外でも探せばありそうだけれども。)

それから、
五美大展で見た彫刻を再び見れたのですが、
異なる二つの場所でおなじ作品を見ることで、
照明ってこんなに大事なんだ!ということに改めて気付くことができました。
それがもう、全然違うのよ。いやほんとに。


映像はデザイン棟の二階のもの、絵画棟一階のcubeを観たのですが、どれも素敵!

映像のことはよくわからないのですが、
寄って見ていたものがズームアウトして背景が見えたり、
地と図が反転したり、
そういう空間的表現を入れるとぐっと生き生き感を増すなと感じた。

それから、映像科のひとってセンスのいい音楽をよく知ってるなという印象を改めて持った。
それはそれらが切り放せない関係だからだろうか。

cubeという作品は観ていてわくわくした。
すてきな絵をかけるひとがたくさん集まってどんどん絵をかいたり、
立体が得意なひとがもりもり立体つくったり、
こういうちからのあるひとがぎゅっと集まったエネルギー、いいなとおもった。
これと酷似した作品を五美大展?で一、二年前見た気がするのだが、継続されているなにかなのかな?

グラフィック科の一部では、受験期に抱いた
「野性的むさび、インテリ的たまび」
という印象を再び感じた。


動物と幾可図形と文字だけ、という要素がシンプルな作品があったのだが、
洗練、計算され見事に保たれたバランスのセンスは是非とも見習いたいと感嘆。


あと複数の企業ビジュアルをコラボした作品も面白かった。
ペプシマークと床屋のぐるぐるを合体したビジュアルなんて笑えるけど、さすが洗練されててかっこいい。

それから、写真作品を見てもっと写真を撮ろうと思った。
人を魅力的にとらえる写真を撮りたい。

もっとつくりたいなーと思えると同時に、
単純に楽しかった展覧会でした。

もっともっとやる気出してこう。


投稿者:uto2 : 2008年03月21日 18:12

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