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あたふた実技試験

昨日のエントリーで言った通り、今日は自分のデ情実技試験の体験談を書こうと思います。
最初に言っておきますがタメにはなりませんよ!
自分で書いておきながらよくこれで受かったな・・・という感じです・・・


試験が始まる前、気付いたのは周りの人が鉛筆の削りカスを入れる紙箱を
置いていたこと。そんなん持ってきてねーよ!と早速少し不安になる。
まぁ筆箱の中の鉛筆は全部尖らしてきているはずですからデッサン試験中に削る
なんてことはあまりないはずなのですが、デ情のデッサンの場合は
例年色鉛筆やパステルを使うので、(今年もなのかは調べてないけど)
色を多く乗せる場合は結構削ったりすることも。
色鉛筆で画用紙の目をつぶす時とかはすぐ丸くなっちゃったりするんです。


自分は色鉛筆を削る時にどうしたかというと、膝の上や床に向かって削った笑
机の上だと手に色鉛筆の粉が付いてうっかり画面汚しそうだったので・・・
今考えればクロッキー帳破いて即席で紙箱作ればいいじゃん!て日記書いて
気付いたよ・・・アホだな自分・・・


削りカスにまみれつつ平常心平常心!!と心の中で呟きながら
書き進めていました。試験が始まって1時間とちょっとが過ぎた頃。
信じたくない事態に気付いてしまいました。


「あれ・・・これもしかして課題違反じゃね・・・????」

周りを見渡してみるも、自分と同じパターンのものと、
違うもの(こっちが正解)が半分半分ぐらい。
ますます混乱する。そして焦る。

生まれて初めて本物の冷や汗が出た気がした。
とにかく周りを見るのはやめよう、課題文と自分の構図を照らし合わせてみよう・・・

「・・・やっぱり課題違反な気がする・・・」


もう頭が真っ白になってしまって。どうしようどうしよう!!と焦った自分は
何故か「トイレ行ってきてもいいですか?」と試験官の人に言って、
試験教室から逃げ出した笑
別にトイレ行きたかった訳じゃなかったんだけど、落ち着くには一旦席を立たなきゃいけない気がして。
「落ちるんじゃないか」っていう不安を拭わなきゃ!と

水道の水を顔にバシャン!!と思いっきりかけた。勢い余って服まで濡れた!(・・・)
でもこれが効いたみたいで、やってやるぞ!全部描き直す!!と燃え上がり。

教室に戻って、残り時間は約1時間半。
一気に画面を消して、構図はしっかり時間をとって、あとはひたすら夢中で描き続けました。あの時程の集中力は二度と出ないってぐらい。
予備校で言われていた言葉を頭の中でリピートして「負けてたまるか!」と。
あっという間に1時間半は終わりました。

ありがちな言葉にはなってしまうけど、最後まで諦めないって本当に大事。
合格発表の日に自分の番号があったのを見た瞬間に強く実感しました。
本番でいつも通りできればもちろんそれが1番ですが、そうはいかないことも
あります。いつもとは違う状況だと、本当に普段の自分では考えられない
ようなことをやらかしてしまったりするんです。自分もまさか、でした。
そんな時にいかに最後まで粘り強く足掻いてみせるか。です。


あの時、ダメかもしれないという状況でも諦めないで必死にやれたから今自分はデ情に入って、ここで日記を書けています。本当良かった・・・
受験生のみなさんにこんな失敗はしてほしくないけど笑
何があっても挫けないで最後までやりきってみてください。応援しています。

投稿者:tooru : 2013年01月30日 22:46

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コメント: あたふた実技試験

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