竹林的学科試験攻略法 英語編

竹林的学科試験攻略法、今日は英語編です。
例によって、あくまで「もし竹林が受験生だったらこうする」という妄想なので、必ずしも的を得ているとは限りません。
また竹林は問題はまったく知りませんので、出題傾向がかわったとしても責任は負いかねます。
でははりきってどうぞ〜!


まずは傾向の確認。
ムサビの英語の試験は過去3年間はこのような構成になっています。

大問1:長文
大問2:会話文
大問3:虫食い問題(選択式)
大問4:虫食い問題(筆記式)
大問5:英作文

大問1の長文には英文和訳、英文の理解度を見る設問、文法的知識を問う設問等が設けられています。
大問2の会話文は英文の虫食い問題がメインです。


国語と同様ですが、60分間の割に答えるべき設問が多いので、テンポよく解いていくことをお薦めします。
わからないところで立ち止まっていると後半時間が足りなくなってしまいます。
もし竹林が受験生だったらこの順番で解いてゆきます。

大問3→大問4→大問2→大問1→大問5

まずは問題の内容をすぐ把握できる大問3、4から手をつけます。
ぱっと見てわかるものは即答、すぐにはわからないものは後回しに。
次に文章量の少ない会話文へ。
こちらもその場でわかるものは即答、わからないものは後回し。
続いて大問1に。
最初に手をつけないのは文章の内容によって読み込みにどれだけ時間が必要かわからないから。
先にそれ以外の部分をある程度片付けておけば余裕をもって読むことができます。
ここも1周目はわかるところのみ解答します。
再び大問3、4に戻り、今度は少し時間をかけて解答。
以後大問2→大問1と2周(あわよくば3周)して、積み残しの問題を片付けてゆきます。
1番やっかいそうな大問5の英作文は大問1〜4があらかた片付いてからor残り時間が15分を切ったあたりで着手。
完璧に解答するのは難しそうでも、部分点がもらえるかもしれないので、可能な限り粘ります。
これも例によって問題への取り組み方は人によるので、必ずしもこの順番がベストではないと思います。


攻略のカギを握るのはやはり大問1の長文。
文章の内容を完璧とは言わないまでも概ね間違えなく把握することが必須となります。
竹林が受験生時代に使っていた方法は前後の単語から意味を推理する作戦でした。
ムサビの2007年度の英語で出題された英文和訳の問題を例にとります。


When tears fall, they reduce stress; but we tend to fight them for all sorts of reasons.


この文章のうち「reduce」の意味がわからないとします。
(というかわからなかった・・・)
わかる部分を訳すとこうなります。


涙が落ちる時、涙はストレスを「reduce」する。しかし私たちはあらゆる種類の理由でそれと戦う傾向がある。


ここで推理。
涙はストレスに対して何をするんだろう?
後ろの文章から推察するに、「いいこと」のよう。
となれば、ストレスを「除去」するにちがいない!
謎はすべてとけた!
と推理可能です。


設問となっている部分以外はそんなにきっちり訳す必要はありませんから、わからない単語が出てきても前後の単語、文章の流れから常識的に考えれば概ね意味がつかめます。
もちろん上記のような和訳問題でも100%正解ではないかもしれませんが、正解に近いところまでは行けるかと思います。
和訳問題に部分点が存在するかは不明ですが、やってみて損はないと思います。


当たり前ですが、全然わからない設問でも、マークシートの場合はとりあえずどれかをマークしておきましょう。
ラッキーがあるかもしれません。
またくどいようですが、マークシートの解答用紙は正しい位置にマークするように注意しましょう。
確認しながらのマークを忘れずに!


ムサビの国語・英語は「落とすための試験」ではなく、「高校までに習ったことがちゃんと理解できているかを見る試験」です。
なので意地悪な問題やひねった問題はまず出ません。
ペース配分に気を付けて、落ち着いて臨むことが第1です。
今までやってきたことを信じて、結果の心配はひとまず置いといて、力を出し切ることだけを心がけてください。


受験生のみなさんカンパーレ!

投稿者:take : 2009年02月05日 03:16

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