卒業制作展最終日

卒業制作展もいよいよ最終日。
今日は9号館を見てきました。


まずは6階、5階の芸術文化学科の展示へ。
芸術文化学科というと講義や論文といったイメージがあるかもしれませんが、とんでもない。
確かに論文も多いですが、油絵、立体、インスタレーション、映像、webデザイン、絵本と制作物も多数展示されてました。
絵本は今井先生の影響かな?
芸術学系の勉強だけでなく、制作もできるという芸術文化学科の特性がよくわかる幅の広さ。
実際に見た高校1、2年生は芸術文化学科のイメージがかわったのでは?


また、見ていて気がついたのは展示のわかりやすさ。
竹林は必ず作品名と作者名、所属ゼミをチェックするのですが、他学科ではキャプションがどこにあるのかがよくわからないこともしばしば。
芸術文化学科の展示ではそのストレスがまったくありませんでした。
論文・制作とも内容紹介が入っているのもわかりやすい。
さすが見せることを考える芸術文化学科の真骨頂といったところ。
1、2年生で芸術文化学科の展示を見なかった方は来年ちょっとでも覗いてみることをお薦めします。
自分が卒業制作を展示する際の参考になると思います。


続いて4階、3階、2階のデザイン情報学科の展示へ。
デザイン情報学科といえばノリノリなイメージがありますが、そのとおり。
オープンキャンパスもそうですが、気合いの入り方が違います。
学科独自制作のパンフレットは他学科でもありますが、手提げ袋まで付いてくるのはデザイン情報学科だけ。
お祭り好きは長澤先生の影響かな?
手羽さんとほぼ同世代の竹林もやはり「ガンダム印良品」は好きですね。
「竹林、行きま〜す!」と言いながら掃除がしてみたい。
でもドムも捨てがたいなぁー。
「イメージ形成の情報源とムサタマ比較」、ぜひ入学センターに1部ほしいです。
「現代日本人のための花札のリデザイン」もおもしろい。
花札とは目のつけどころが渋いですね。
この花札で遊んでみたいと思いました。


夕方、所用で12号館へ。
階段にトンネルができてるのを発見。
建築学科の学生さんの作品とのこと。
わかっちゃいるけど、囲わるとくぐりたくなるのが人間の性。
せっかく降りてきた階段をまた昇ることに。
いつもの階段がまったく違う世界に見えました。
単純だけどおもしろい!


外に出ると片付けの準備に集まった学生さんたちを見かけました。
みんな晴れ晴れとした、でもちょっと切ない雰囲気でしゃべりあってる。
これが手羽さんの好きな卒業制作展の終わる時の匂いってやつかな。
なんだか見ているこっちまで切なくなってきてしまいました。


ということで2008年度の卒業制作展も終了。
ご来場いただきましたみなさま、ありがとうございました。
ご堪能いただけたようであれば幸いです。


学生のみなさんもおつかれさま・・・と言いたいのですが、片付けが無事完了するまでが卒業制作展です。気が抜けやすい頃ですので、くれぐれも事故、ケガのないようお気を付けください。


投稿者:take : 2009年01月27日 02:18

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