白の巨匠と動物たち

う〜ん。
芸術の秋とはよく言ったもんで、このところ展覧会情報がすごい勢いでやってきます。
たまにはゆる〜いお話も書きたいのですが・・・。
しかし、今日は紹介せずにはいられません。
あの巨匠が展覧会開催です!


原研哉 「白」
会場: ギンザ・グラフィック・ギャラリー
スケジュール: 2008年10月07日 〜 2008年10月31日
住所: 〒104-0061 東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F
電話: 03-3571-5206 ファックス: 03-3289-1389


基礎デザイン学科の原研哉教授・・・というより世界の原研哉の展覧会です!
原先生についてはもはや紹介するまでもないでしょう・・・というか紹介しだすときりがないほどの業績なので、詳しくはこちらをご覧ください。


原研哉(Wikipedia)


ものすごく端折ると、世界インダストリアルデザインビエンナーレ大賞を受賞し、無印良品のボードメンバーであり、愛知万博のプロモーションを担当し、ゼミの成果が本になって書店に並んでしまうあの原研哉です。

ちなみにゼミの成果はこちら。


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原研哉ゼミ

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今回の展覧会では今までに手がけた作品が多数展示されるそうです。
デザイン系の学生さんはムサビ生であろうと多摩美生であろうと必見ですな。
また、ギャラリートークも開催されます。


ギャラリートーク

日時:10月23日(木) 18:30〜20:00
会場:アップルストア銀座 3階 シアター
*要申込


原先生、声がまたいいんです。
あの渋いハスキーボイスでデザインを語られた日にはそりゃ世界も口説かれますって。
そういえば名前は伏せますが、ムサビのある先生も「あの声は反則だっ!」とビッグショー第2部のあたりで言ってました。
生で聞けるチャンスです。
口説かれちゃってください。


もう1つご紹介。


MISAWA ATSUHIKO
ANIMALS '08 in YOKOHAMA


会期:10月4日(土)〜11月16日(日) 10:00〜20:00(最終日17:00まで)
会場:そごう美術館(横浜)
*トークショー、ギャラリートーク、公開制作、ワークショップ開催。詳細はこちら


三沢厚彦彫刻学科客員教授の展覧会です。
三沢先生は動物をモチーフにした木彫「Animals」シリーズで有名な方。
この動物たち、とにかくラブリーです。
癒されます。
家に連れて帰りたくなること請け合いです。
今回の展覧会では上にもあるようにトークショー、ギャラリートーク、公開制作、ワークショップと連動企画も盛りだくさん。
特にワークショップは三沢先生から直接指導して盛もらえる貴重な機会。
要申込となっていますので、参加希望の場合は詳細をご確認の上、お申し込みください。
この展覧会を見ると彫刻っておもしろいなーってきっと思うはず。


ちなみに近くのみなとみらい地区では以前に紹介した横浜トリエンナーレ2008も開催中です。


投稿者:take : 2008年10月07日 01:54

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コメント: 白の巨匠と動物たち

竹林さま こんばんは。
三沢厚彦さんの展覧会、去年、平塚美術館でやったときにまず1人で行き、これは誰かにも感動を共有してもらわなくちゃなくちゃ、と翌週に、試験2日前の息子を連れて見に行きました。あの象ができるまでが
興味深かったです。あと、猫の集会とか犬の行進とか覚えてます。
福音館のこどもの雑誌に象ができるまでが紹介されていたようですが、見つけられませんでした。

今回のそごうのも楽しみです。

投稿者 yukihaha : 2008年10月07日 22:28

yukihahaさま、おはようございます・・・ですよねたぶん。


オープンキャンパスで展示されていた&以前にブログで紹介したのでご存じかもしれませんが、ムサビの大学院彫刻コースにやはり動物をモデルにした作品を制作している学生さんがいます。
三沢先生と違うのは素材。
こちらの学生さんはFRPという強化プラスチックで制作しています。
木彫とはまた違った趣で楽しいです。
展示の情報が入りましたらまたブログでお伝えできればと思います。

投稿者 竹林 : 2008年10月08日 01:25

竹林さま こんばんは。
三沢厚彦さんのAnimals 08 in yokohamaに昨日行って来ました。
デパートの美術館、という広さの制約はありますよね。
シロクマの小屋に平塚市美術館のように屋根はなかったですが、新作の小熊がかわいくて。癒されますね。あと、楠のいい匂い。

平塚の時には、床に展示された動物の周りには何もなかったと思うのですが、太いテープでぐるりと四角に囲んでいるのは、檻に入れられているような。でも、平塚は駅からバスという立地。見る目的で来ている人ばかりと思いますが、デパートの展覧会では偶然やってくる人も多いから、「見る」構えもなく作品にさわっちゃったりするんでしょうか。作者自筆の「さわらないでね」の張り紙が何枚もありました。

ライオンとワニが迫力ありました。ライオンのたてがみは1本ずつが細かいんです。ワニは全長6〜7mくらいが展示室に斜め置き!大きいです。背中のコブというかトゲ?のリアルな三角形。丹念です。
象が彫刻になる過程は福音館書店の「かがくのとも」でした。昨日ようやくGETできました。

大学院で動物をテーマにしているのは、昨年度の卒展で学内のあちこちに、ピンクのウサギを出品された方ですか。2号館に巨大なのがありましたよね。六本木の新美術館にも卒展を見に行きましたが、風が強い日で巨大ウサギがなんだか動いてしまっていたような。
  また展示の情報、楽しみにしています。

投稿者 yukihaha : 2008年10月12日 18:35

yukihaha さま おはようございます。

ライオンは画像で見たことはありますが、ワニは未見です。新作かな?
ぜひ見てみたいものです。
(スケジュール的に見に行けるか微妙なんです(;;))

そうです。ピンクのウサギの彼女です。
その後アルマジロを制作してました。
こちらもとってもラブリーでした。

投稿者 竹林 : 2008年10月13日 01:16

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