ショックでショックでしょうがない。

アニメーション監督 今 敏監督がお亡くなりになられた。
最初は悪い冗談かと思いました。
なにせ最初に知った時ソースは「ツイッター」だけだったのだから、信じられるわけがありません。
ネットは情報が早いですが、全くもって信憑性はありません。
でも、そのツイートが私の大好きな漫画家さんのツイートだったので、なんとなく、本当なのかもしれないとも思っていました。
今さんの無事を祈り続けたけれど、やはり、公式で発表されたのは、あまりに残酷な事実。
ご本人にとっても、アニメーション界にとっても(特に日本の)、私にとっても。



今監督はムサビの映像学科の客員教授でありました。「今ゼミ」といえば私の中では有名で、他学科のゼミであれいつか潜ってやろうと思っていました。いま思うとなぜその時そうしなかったのかが悔やまれます。
また、学内で実は何度もすれ違っていたのですが、チキンゆえに話しかけることができませんでした。ほんと、いま思えば、作品が好きだと伝えるとか握手をひたすらもとめるだとか、そんなんでいいから、それでいいから行けよ過去の私よ。

いつか、いつか、って夢見てるだけじゃー何もはじまらないんだって思いました。


今監督作品は全部見ているのですが、特に衝撃を受けたのが、唯一劇場で見れた「パプリカ」かなぁ。いや、全てに衝撃を受けているのですが・・・。
それ以前の作品は、上京前なので地元の映画館には当然来ないし見れず。
とにかくパプリカを最初に見たときは、センスが半端ねえやと絶句した覚えが。主に色彩的な。
パプリカのOPを初めて見て、しかも劇場だったから、目が見開いたまま、まばたきさえ忘れた。六本木の映画館だったっけ。場内の一番端っこで見たけど、あの臨場感はまじでびびった。

そのあと東京ゴッドファーザーズと千年女優とパーフェクトブルーをDVDで見て、衝撃受けっぱなし。
アニメに真剣にはまってた。(いまもだけど)




「パプリカ」も、他の作品も、いますぐにでも見れるから良いじゃないか。なにをそんなに落ち込む必要があるんだ。私の好きな「今 敏監督」はいつでも見れる。
・・・安心しろ私。

今監督の新しい作品が見れなくても・・・監督が亡くなっても、いままでの作品は残り続けるから、そうやって自分を元気づけようと思う。


素晴らしい作品をのこしてくれた今 敏監督に感謝、そして、ご冥福をお祈りします。



今監督を今まで知らなかった方は、ぜひぜひ作品を見られることをお薦めしますです。最初に見られる方は東京ゴッドファーザーズか千年女優あたりがよいかもしれません。まぁでもどれを観てもけっこうです。作品をみてみれば、好きと思っても嫌いと思っても、きっと今 敏という人を亡くしたことがどんなに惜しいか分かるはず。

公式ブログはアクセス殺到につき混線中だとおもいますが、コピペ文が出回っているので探せばすぐ出ます。
読むのは結構辛いです。




ひたすら落ち込んだんで、気晴らしに「ヒックとドラゴン」と「カラフル」(どっちもあにめ)を観てきました。

別に今監督作品と比べるでもなく普通に観てきました。

いやぁ、両方良かったですよ。それぞれ良かった部分は別のところにあるのですが。
励まされました。
また明日からがんばろう。

投稿者:ronta : 2010年08月26日 03:00

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