トランスフォーメーション展

昨日は東京現代美術館で開催中(〜1/30)のトランスフォーメーション展に行ってきました。


最近押しのアーティスト、スプツニ子!さんが出展してるのを今更知ったので・・・
10月末からやってたのにネ!

この展示は「身体の変容」がテーマで世界各国のアーティスト21人が出展してる展示で、
絵画、彫刻、写真、映像、音声、インスタレーションと手法はなんでもあり。


押しのスプツニ子!さんは理系の天才児ながら大学卒業後にアートの世界に
飛び込んだイギリス人ハーフのべっぴんさん。
ポップカルチャーやフェミニズムなどテーマが女性らしくて
主にスーパーリアルグラフィックで作品を発表。
でも表現の追及とかこだわりが空想で終わっていなくて
各分野の専門家と組んで自分の作品を具現化しちゃってる行動力がすごい!!
DVD出てるけど、大抵の作品はyoutubeとかで見れます。

会場でスプツニ子!さんの生「寿司ボーグ」が見れてウヒョ!!!ってなりましたが
ネットで映像をいっぱい見たので、目当てで来たのにそこはさらっと通りまして


一番見てたのはマシュー・バーニーさんの「クレマスター3」という作品。
今回のトランスフォーメーションのポスターもこの人の作品の写真です。


3時間の映像作品の半分くらい見てました。

作品はバーニーさん演じるフリーメイソンへの入門者がさまざまな試練と
身体の変容をへて一人前の職人になるっていう過程の映像、
とその写真と映像中にでてくる彫刻作品。

はっきり言ってグロい系です。

身体の変容や曖昧さに言及する作品らしいのですが・・・
あたしにはそのあたりはまだ難しかったorz
なんの職人なのかもわからなかった。

ただポスターを見て感じた時とおんなじように、
色がすごいキレイ!!
グロくても暗くても頭トリップしちゃうようにキレイな浅葱色と白や
黒に近い緑とか・・・

けど映像は義足の女性(パラリンピックのアスリート)
だとかロリ服着た猿人のおっさんだとか
そもそもバーニーさん自身の口割れてるし(多分特殊メイク)
視覚的に刺激的なんです。

そんでそのブースはけっこうな人が足を止めてた。
やっぱ若い人が多かったけど、いわゆるキモチワルイものって
なんでこう惹かれるのか。
怖いもの見たさなのかなんだかわかんないけど。

こうぶっとんだもの見ると眉間に皺が寄って口が半開きになる。

そして美大生ながらに
なんでこんな苦労、費用をかけて作品をつくるんだろうと思う。

でもきっとアートがなければ世の中つまらないと思う絶対。

理由はわからないけど。
わかんないこと多すぎですね!!


いつか答えが閃くことを期待してます(・・)

他の展示は動物や昆虫をキーにもってきてるものが多くて
深いテーマ云々より視覚的に見てておもしろかった。


話飛びますが、受験のとき予備校の先生に、
「勉強も大事だけど展示とか見に行ってきなよー」
って言われた理由が少しわかりました。
当時はこんな時に実技と勉強以外するわけねーだろと思ってましたが。

おもしろいもの見てアイディアいっぱい持ってたほうが
つくってて楽しいし。

デッサンだけは見て描いてなんぼだと思うのですが。

なんだか話がすり替わってしまいました。

しかももうバイトの時間です←


もうすぐ展示終わってしまうので、詳細を知りたい方は
東京文化発信プロジェクトでどうぞ!!

投稿者:pomodoro : 2011年01月26日 16:11

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