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ライスペ旅行の記録4

えへへ続きです。深夜に日記書くペロリです。

斑鳩地方を出て、郡山につきましたらなんと

とにかくいろんなところに金魚の文字が。

金魚すくいの全国大会もおこなわれるということで

夏=金魚という方程式にのっとり(?)

郡山についたのは、まー日差しの強いお昼頃

遅くても5時にはユースホステルにつかなくてはならないので

♪時間は大事だよ〜

この大和郡山地区の中の町の名前の面白さ

紺屋町とか豆腐屋町とか鍛治町とか絹屋町とか魚町とか

とにかくそこで何が盛んなのかすぐ分かっちゃうような

まるまる職業むき出し地域を探検することに。

そうしたらさすが金魚の町!

歩いていたら道の真ん中に水路があって、そこを普通に金魚が通っているの。

赤いやつもいれば川底によく似た色の茶色のもいる。

泳ぐスピードは早かったりスイスイ

それだけでテンションはあがる

町の至る所に金魚のぬいぐるみがさげてあって

タンクトップの子供が走っていて

あの、もう、郡山好きです/// (告白)

金魚ショップをみつけたので近づいてみると

「金魚すくい1回50円」

うおおおおおおおおおおおおおおおやるぞおおおおおおおおおおおおお

大会用の元気なやつではなくてちょっとぼやっとした

げんきなさげというか、縁日でよくみかける程度の

普通の金魚がいれられた水槽がある

お店の主人にポイをもらって

周りを見渡すと、道場のように木の札に名前が書いてあるものが

ぶわぁーっと掛けられている。

その中には「師範」とか「名人」とか

「初級」「3段」とかの区切りがあって、さらには

そこにある名前の下に、その人の出身地がかかれている。

7人のメンバーのうち4人が挑戦することになった

トップはさすが野生児のカラちゃん8匹をささっととる

負けずペロリも7匹を決めた。

金魚すくいなんてもう何年ぶりにしただろうか

10年以上はたっている

とにかくお祭りなどである金魚すくいの金魚はすぐに死んでしまうから

やりたいけどやれないという気持ちがあったので

こんなに自由にやれる機会は嬉しかった

そこの主人にちょっと選手権についていくつか質問してみたら

「さっきまでそこにいたよ、子供の部総なめの小2の男の子が・・・」

ああ!つい夢中になりすぎて見逃した!残念!

「私はもう、育てる専門で全然すくえません笑」と。

【すくえない 金魚も私も ライスペも】

【郡山 ギョギョッこれは 金魚かな】

そんな流れで近くのお勧めの場所を聞いてみたら

お店の側の「翁」というご飯やさんを紹介してくれて

そこが一番安くて1260円というとこだったのだけど

お皿が何個にも分かれてるおリッチなお料理屋さんでしたので

もう大和郡山には来ないかもしれないし旅なんだし、あとはルールは絶対だし

そういうわけで翁に・・・

いやぁ〜ここ、ちょーーーーーーーーーーーーーうおいしかったよね

ペロリ、茄子とかちょっと苦手なんだけど

ここで出てきた茄子のお漬け物おいしかったよな〜〜味噌漬け?

たらふく1時間ぐらい時間かけてお昼ご飯を食べて

さっきの金魚やさんにもう一度行って、お勧め場所を聞いたら

「金魚資料館」というワードがでた。

よしいこう

金魚資料館・・・・

また歩く。あせがすごい

踏切を越えるとさらに日陰が減って

人通りも少なくなって、道が分からないので畑仕事をしているおじいさんに声をかけた

白いタンクトップに麦わら帽子

腕や顔からペロリ達以上にあせを流している、いい色に日焼けしたおじいちゃんと

ちょっと会話してまた一行はすすみはじめた。

「ちょっと前までは資料館もすごかったけどね、今はそうでもないから期待しないでね」

と言い放つおじいちゃんに

「最新の情報をありがとうございます」といいながらわかれた。

だいぶ歩くとあたりは田園風景の田が水田になったかんじの場所になって

ただっぴろい水田風景になった

これが金魚の養殖所である

このひとつひとつの水田の中に様々な金魚達が泳いでいるのである

目を凝らしてじっとみていたら、茶色や緑の水の中から

ときたま朱色の小さな姿があらわれる

夏の強い日差しの中、水田による湿気が身をつつんで

さらに体力を奪う。

【郡山 広がる金魚の 田んぼかな】

遠くに想像以上に古びた「金魚資料館」の文字がついた看板が見えた。

資料館にこんにちはーと大きな声で言いながら足を踏み入れるが

全く反応がない。

毛の長い白い犬が日陰で舌をだしながらむかえてくれた

資料館の中には水槽が並べてあって、小5,6の頃のペロリが覚えるのにハマッた

様々な種類の金魚たちがうすらぼんやり泳いでいた。

今までペット屋や熱帯魚屋などでもみかけたことのない

図鑑の中でしか見たことのないような金魚たちがいた。

資料館の奥に、魚の競り場みたいなところがあって、

長靴とまえかけをした愛想のない人達がせわしく動いていた

そこは全国に金魚を発送する金魚袋詰めの現場で

「例えばどういう場所に送るんですか?」という質問さえ

うとましがられて少しへこんだ。

とにかく話しかけるなオーラがものすごくて

ここまでの暑く長い道のりを考えるとここに来て3度目のショックだった

けれど、金魚はどれも見事に活き活きしていて

朱色の強いのや、目や顔の形が複雑なのや

尾ひれ、鱗が特徴的なのや

とにかく養殖場ということもあって

見慣れた金魚のいる環境ではなくて、その光景が新鮮で今も目の奥に焼き付いている。

そろそろ時間も時間なので駅に引き返し、ユースホステルに着いたのが夕方5時。

6時には飲み(発表)の場に行かなきゃならんということで

2日目分の資料を作っている時間が驚くほどない

7人でセカセカわーわー言い合って無理に作って、5:40のバスに乗って

何故か一泊の宿泊費を上回る、ペロリの飲み至上最高額の飲みの場についた

ほどなくして飲みと発表は始まり、やっぱり浮くとおもったけど

わりと真面目な資料を出して、プレゼンをおもしろくやった

他の班は食べ歩き系が異常に多く、

その他、「女子学生の旅行」がテーマだったり「奈良の顔に見えるモノ探し」がテーマだったり。

飲みが終わったのは夜の10時で

そのあとペロリの行くたびでは恒例の

手作りご当地ネタ双六(つくっていったやつ)を2時近くまでへとへとになりながらやった。

色々気に入らないこともあったし

心がバキボキに折れるほどのショックもうけたけど(笑)

この班で楽しかった。高校の修学旅行よりいい思い出。

奈良で神社仏閣わざと外しても、こんだけ楽しいんだなって思った。

【夏休み これで2日が 終わったよ】

【終わるのか もぅ終わるのか 夏休み】

【春が来て 夏が来たと 思ったら もう終わるのかい 夏休み】

そしてペロリは今、奈良旅行のそのままの足で大阪から実家のある

北九州市へ戻ってきている。


投稿者:perori : 2012年07月28日 00:01

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コメント: ライスペ旅行の記録4

ペロリさま、こんにちは。

出会った人のお奨めで次に動くって、なんだかドキドキでしたね。

でも、奈良=世界遺産の神社仏閣文化財 ではない

ふだんの普通の暮らしが見られてよかったですね。
暑くて大変そうだったけど。

ご実家でゆっくりするのも夏休み、ですね。

投稿者 yukihaha : 2012年07月29日 18:14

yukihahaさん

こまめにコメントありがとうございます!
もう、ホント、ほんとにね、
奈良=世界遺産の神社仏閣文化財ではない
↑これ、ホント、ほんとに!

すごく楽しかったです。
こんな感じで裏観光で他の県もまわってみたいですね死ぬまでに!
日本大好き!

投稿者 ペロリ : 2012年08月01日 22:27

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