思い出したことなど

クリスマスイヴだったけど昨夜の夕食は煮物と酢物と漬物でした。

受験の思い出。

Pが受験生だった12月始めの頃「行きたい学校しか受けません。浪人するかとも思いますがその時は一年は浪人させて下さい。」と切りだされました。
夏頃にはわりと近くの公立大学の日本画とかも選択肢にはあってオーキャンも行ってました。
というかオーキャンに行ったのはそこだけだったの。

本人も思いきったんだと思います。

通ってた研究所の先生が「昨今の傾向から生きものがモチーフに出てくるかもしれません」
とヤマを掛けて下さったので受験対策としては相当安い方だった受講料でしたが
生のイカやエビなども描かせてもらってたようです。
水産系統!
ずばり先生の読みはあたりデッサンモチーフは新巻鮭でしたね。
Pにとってはラッキーだったと思います。
(サカナの匂いが苦手な人はつらかっただろうと思います)

受験までの体調管理は本人も自覚があってか
うがいと手洗いは徹底してました。
元来丈夫な方なんであんまりナーバスにはなってはなかったですが。

受験のための宿泊場所キープとか準備のいい方はもう完全に済ませておいででしょうが
過去を振り返るとPは今頃だったと思います。

通ってた高校では「宿泊場所も受験者本人が探し予約すること」という指導があったのですが
まあ地方の高校生が交通事情もよくわからない所の宿泊施設を1からモアベターに探すというのも
ちょっと酷かなと思い、いくつか検索してデータを提供、アドバイスもしました。

センター受験試験は必須!という感じの高校だったので
センター試験は一応受けたのですがPは一般方式でしか受験しなかったのです。
理由は「日本画の合格ラインが高かったから」ですが
親の立場でいうと「そのくらいの受験料は持ってやるからチャンスをふやしときゃよかったのに」ですね。
実際センターの成績はムサビ受験に必要な教科のできはまあまあだったようでした。

もうラストスパートで突っ走ってる受験生のみなさんだとは思いますが
やっぱり受験テクニックだけに走るのじゃなく
心がふるえるような体験(観たり聴いたり触ったり)は大事なような気がします。
いつも描くことに歓びを感じるココロで受験を乗り切られることを祈念します。

Pは「何で受かったんだろう?」と不思議に思ってたそうです
「何でそう思うの?」と訊いたら
「うーん、着彩の時、出ているモチーフほとんど描かなかったし。ツノとか描いちゃったし」
!あれのどこにツノを描いたんだろう・・・

投稿者:koko : 2010年12月25日 12:54

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