こころに響くもの

博多に行ったら「夜はやっぱり中州で屋台のラーメンでしょう!D談」(貧乏だなあ)より
一年のうち9日間しか公開しない「貴重な九年庵の紅葉」(多かったな、人出)より
こころを奪われたもののことを書きます。

深くてあたたかい、こころに沁み渡るような音楽を知りました。
それはトビウオリアキさんのヴィオラ。
鎌倉(近くへお引っ越しの際中だとうかがいましたが)の森にお住まいのアーティストの方です。

竹炭をつくっている友人(これまたあたたかい仙人のような人)から「とってもいいよ。ぜひ聴きに来て」
と勧められてライヴに行きました。

うん、いい!

森の空気を深呼吸するような、海のふかいところに抱かれるような
そんなやさしくてあたたかい音色と調べに魅了されました。

トビウオリアキさんのCDにあったメッセージがすばらしいので引用します。
ここのこが言葉を費やすより多分このメッセの方がうんといいので。
(ブログで紹介させて下さいとお願いしてあります)

「地球上は常にさまざまな音に溢れ、それぞれの音は空気をふるわし、互いに影響し合い、
そうして全ての生きものと、物たちは1つに繋がっているのだと感じます」

「小川のせせらぎ、動物たちの鳴き声、虫の音、私たちの笑い声や、愛の言葉も、どこか遠くの、と感じる
銃声や誰かの呻き、ため息も、それらはみな、1つの空気の中に混ざり合い、1人1人の肌と呼吸と
いつもぴったりと触れ合っています。
そして音にはならない体の動き、行動の1つ1つも空気を揺らし、そんなふうにして1つに繋がる、1つの空間の中でみんな生きている。
私達の出す音は地球に比べれば小さな小さなものですが
やすらかで優しく心づよい響きで地球が包まれるようにと願い、
音を放つ人たちといっしょに演奏しました。」


同じ空間で「生きていること」を共有できたことに感謝!でした。

一見華奢でとても繊細な方のようにお見受けしましたが
ネパールでアンナプルナをトレッキングしてきたこともあるというタフさもお持ちの方でした。

機会があればぜひライヴを聴いてみて下さい。

CDはこちら
おすすめです。

どうでもいいことですが
博多の中州あたりのネオンって昭和の香りがしますね。
「焼酎」と「明太子」のオンパレード。

それも懐かしい感じです。

投稿者:koko : 2010年11月22日 17:01

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