お題でGO!

「人生画力対決1」をアマゾンで購入しました。
プロでもけっこう・・・やってくれますねえ。

西原さんの「危険水域ぎりぎり感 爆裂ぶり!」が見事だと思いました。

お題絵描き対決と言えば
雑誌「通販生活」でかつて連載されていた記憶スケッチアカデミー。
ナンシー関さんがご存命だったころのヒット企画です。
(読者投稿による「ネコ漫画」は今も続いていてこれも好き)

ナンシー理事長が出題するお題、例えばフランケンシュタインとかこいのぼりとか自転車とか。

読者が記憶を頼りに描いて投稿してきたものの中から理事長のこころの琴線に触れた作品が
掲載されるというものだったが、ナンシー理事長のコメントもおもしろく毎回楽しみだった。

記憶を頼りに描く。
記憶ってけっこうあいまいだなあと再認識させられる。

もちろん画力のある作品もあるのだが
理事長の選ぶものは技術に長けたものばかりでなかったのがここのこのココロの琴線にも触れたのである。

美大に来ようとか来ている人たちには
「うっマジに描いてなぜコレ?」なのかとお思いになるかもしれません。

動物(カバとか牛とか)になるとなぜだか眉毛を描いちゃう作品も多く
よく理事長が「マユゲは描くなよ」とこぼしていた。
Pも「動物にマユゲはちょっと」とよく言っていた。

実はここのこ家でも「出されたお題で絵を描く」ということにけっこう闘志を燃やしたりしているのである。

いつもユニークさで際立ってるのは・・・・・父Dであった。
彼が描くと人間も動物もなぜか「ワニ目」なんである。

対象を見つめ写実的に表現する、という努力をぶん投げてる!所作がここのこ家では
彼一人だったのでナンシー理事長の言うところの「症例」としては貴重な存在であった。

「BRUTUS」特別編集の井上雄彦特集も買ったのです。
こちらは己れとの真っ向筆勝負!
美術館で公開された時に観たかったのですが行けませんでした。

画としては「バカボンド」おもしろいと思うのですが
内容としては「リアル」が好きなんです。

読み始めた時は年上だった野宮くんや高橋くんたちを我が家のこどももいつの間にか
年齢的に越えていこうとしている。

サザエさん現象にPもしみじみ感じるものがあるようです。

投稿者:koko : 2010年06月01日 16:33

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コメント: お題でGO!

ここのこさま、こんばんは。

見てかくのは、ともかく
記憶でスケッチってなかなか難しいですね。

mixiのアプリにありますが、少し前に何度かやりました。
よく知っているつもりのキャラクターなども、記憶していない部分があったり、
日用品みたいなものでも、細かくはおぼえていないものですね。

投稿者 yukihaha : 2010年06月02日 21:51

yukihahaさん

そうなんです。
全体像は記憶しててもデティールはけっこうあやふやで
絵に描くと行き詰ってしまったりする。
でも強引か、遠慮がちか?の性格の違いによって
描いた絵に大きな違いがあったりして。

「己の中にも確実に存在する間抜けを不可抗力として認めて生きていこう」がアカデミーの理念だそうです。

己の中にある「マヌケ」を自覚することは結構大事なことかもしれません。

投稿者 ここのこ : 2010年06月05日 21:21

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