人生初ライブは代官山にカモン! の巻

美大生がそうなのかはわからないが
きゅっきゅぽんのまわりでは 『○○のライブに行ったよー!』というのを
よく耳にする

聞いたことないようなアーティストの名前をたくさん知っていて
アクティブにライブに出かけてゆくのだ

いったいどうしてそのような情報を知ることができるのか実に不思議である


そのような中で、きゅっきゅぽんの中にも“ライブに行ってみたい”
という気持ちが芽生えてきたことは事実で きゅっきゅぽんは生まれてこのかた

自分の意志で行きたいとチケットを入手して行く “ライブ”というものは
経験がなかった


いかん


そりゃイカン!!

きゅっきゅぽんはそう思い、ひそかに一人でライブに行く計画を企てた

そう、チケットも1から、 抽選なんかもしちゃってとるのだ!!


そしてきゅっきゅぽんが初ライブに行こうと決めた アーティストは

嘉門達夫さんである


あの、“チャラリ〜鼻から牛乳〜♪”のフレーズを作った方だと言えば
ピンとくる方も多いだろう


実は、きゅっきゅぽんは この嘉門達夫さんをひそかにリスペクトしていたことを
告白しよう!(なんの告白か)
それは小学生の頃にまでさかのぼる

嘉門達夫さんの唄は “鼻から牛乳”や“アホが見るブタのケツ”など
子どもの感情を見事にすくいとったすばらしい楽曲が多く これを小学生の時から
聴いて育ったおかげできゅっきゅぽんは 現在立派で上品なお嬢さんに成長したのである

両親の英才教育に感謝したい


そのようにしてずっと尊敬してきた嘉門達夫さんを生で見ることができるのだ

きゅっきゅぽんはこうして、人生初ライブを嘉門達夫さんのライブに行くことにしたのである

そうライブに行くことを友人に言うと、ライブの良さや
スニーカーで行くべし!! などのアドヴァイスを教えてくれる


やはり、こういうものは急がねば、と 2月の抽選に張り切って応募するとあっさり


“整理番号3番” がとれた


ウム!! きっとすんごい運がいいんだなっ!!

そうこうして4カ月、ついに本日を迎えたわけである

場所は代官山、地下のあなぐらの あやしい芝居小屋のような場所で
整理番号3番まで最初にお入りください・・・と呼ばれ 
階段に列をなす 人々をすりぬけて前へ出るときの ちょっとした優越感!!

4カ月前から、押さえていたんですの オホホ という気分である


当然のごとく 嘉門さんの鼻息まできこえそうな最前列にすわり、
“アホが見るブタのケツ”などに 「オーッ!!」と叫んで答える

ああ 本人が目の前に・・・ そして 生のブタのケツ・・・
と思うと 震えがとまらない

友人が言っていたライブの良さってこのことなんだ!!


そして、ライブ終了後には なんと嘉門さんに
サインをしていただき、そして一緒に写真まで撮っていただいたのである

(名前もなぜか勢いで“きゅっきゅぽん”と書いてください、と言ってしまった )


kamotatu.jpg

これだ!!


きゅっきゅぽんは その後しばらく放心状態であった

ああ なんて幸せな気持ちなんだろう


ライブってすごいな


少し気になるのは、きゅっきゅぽんと同年代のお客さんが見当たらなかったことである

年齢はみな きゅっきゅぽんの2倍くらい、 きゅっきゅより年下といえば
3歳児くらいであった

それでも きゅっきゅぽんはついにライブに行った!!
サインも頂いたし 写真まで撮っていただいたのだ!!

明日友人に自慢しよう

これから、友人たちが “ミスチル”や“ドリカム”のコンサートに行ったよー
と言っても きゅっきゅぽんは胸をはって

「この前“かもたつ”のライブ行ったんよお!!」と言えるのだ 


実にすばらしい


こうして きゅっきゅぽんもライブを知った美大生になったのであった

投稿者:kkp : 2011年06月20日 01:16

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コメント: 人生初ライブは代官山にカモン! の巻

初ライブがかもたつ!
毎度ながらきゅっきゅさんセンス良過ぎ。

で、お友達の反応はいかに?

投稿者 ここのこ : 2011年06月21日 00:23

>ここのこさん


もう 嬉しくて写真はその日のうちにA4写真として印刷して
部屋に飾りました


友人たちは 一同にひとこと

「よかったね」

と言ってくれます

投稿者 きゅっきゅぽん : 2011年06月22日 02:36

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