May 31, 2009

オープンキャンパスのこと、続き

僕がオープンキャンパスの準備を観ていて思うことの続き

もうムサビの建築っぽさはほとんど薄れてきていて、今年のオープンキャンパスではそれを回復もしくは発展させようとしているのではなく、全く違う文脈から新たにイメージを作ろうとしていると思う。だから今回のオープンキャンパスで、もともとある「ムサビの建築」っぽさは明らかにはならないと思う。
新たにしたいということはわかるかもしれないが、建築学科の本心が本当にそこにあるのかはとても怪しい。表に現れるものと本心とが一致していない感じが建築学科の表現下手な感じが出ていて個人的には、ほほえましくもあったりするのだけど

このイメージの一新が吉と出るか凶と出るか、
何かアクションを起こしたのだから何か結果が得られるわけで、
動かないより、それはとても健康的なのかもしれない


しかし、僕は前の「ムサビの建築」っぽさの方が好きだなぁ、
こっそりやっている感じとか、
野生というか、全部勝手に身につけろ。というか、勝手に自分で考えろ。というか、自分で考えたならなんでも出してこい、受け止めてやるよ。というか、おおらかな器を感じていて、
ある強さや魅力をそこに感じていたんだけど

僕にとって今はとてもとても明る過ぎて


なんというか、僕は戸惑のようなものすら感じる

そして、毎度のことながら今はやっぱり学生や受験生はお客様なのだなぁとまた思う。

Posted by key_t at May 31, 2009 11:55 PM
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