平成中村座 11月千穐楽

26日の土曜日は、平成中村座の千穐楽に出掛けました。
江戸時代の芝居小屋を再現した平成中村座。
浅草駅から隅田公園を歩いて行くと、見えてくるのはもちろん東京スカイツリー☆


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隅田公園から見るスカイツリーは、本当に大きいです。
11月から7ヶ月のロングラン公演なので、浅草でお正月気分を味わったり
桜の季節はもちろん、新緑の川面をお散歩するのも楽しみになってきました ♪


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中村屋の紋、角切銀杏(すみきりいちょう)


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演目が始まるまでは、館内の写真を撮ってよいということなので
二階に上がってパチリ。
ジャスミンの席は4列めの真ん中当り☆


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この距離感がとてもいいです。


平成中村座にはお大尽席(おだいじんせき)なるものがあって
駅から今風の人力車での送迎とお弁当と
サイン入りのパンフレットやらなにやら、おみやげが付くそうです。
お値段は私が座った松席の倍以上。。(近場のアジアに行けるくらいの金額。。)
お座りになっているお大尽様がいらっしゃいました☆

夜の部の最初は、勘太郎&七之助による猿若江戸の初櫓(さるわかえどのはつやぐら)。
中村屋の創世期のような演目。
初世中村勘三郎(勘太郎)と出雲の阿国(七之助)が江戸に上り
歌舞伎踊りを広めたいという望みを持ってやって来るというお話し。

筋書き(パンフレット)を読んだらば
初世の中村勘三郎は安宅丸の舳先に乗り
音頭を取りながら下田から江戸まで船を入港させたそうです。
最後には舞台の奥がぱかっとあいて、お江戸と東京の風景がコラボ☆
下手側の席ではないと、スカイツリーは見えないです。。


伊賀越道中双六 沼津(いがごえどうちゅうすごろく ぬまづ)
楽しみにしていた演目。
金比羅歌舞伎で、観たかったな ♪

前半は花道を降りて客席を回り、まるで漫才のような面白さ
後半は一転して、涙、涙。。
勘三郎さんとそれより年長の仁左衛門さん(ニザ様☆)が
実は親子だったって、どうよ。。。と、思いつつ最初は観ていたけれど
さすが、芸の力☆
最後は親子に見えました。。


弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおとのしらなみ)
これはですね。
2008年に新春浅草歌舞伎で観て、七クン♡になった作品。
HATSU 82 と一緒に観に行って、浅草寺でキリンの合格祈願をしたのが懐かしいです☆


『知らざぁ云って、聞かせやしょおう〜〜』の名台詞☆
あれから4年。七クンは立派に成長したと思うけれど
一緒に観た方々からは、懇親会でダメ出しが。。。
生温かい目で見守ってほしいな ♪


最後の稲瀬川勢揃いの場では
七クンが、一歩二歩と、ジャスミンに向かって歩いて来るようで、萌え ♪
この後、開業前のスカイツリーを眺めながら
何度か平成中村座に通うことになりそうです。

投稿者:jasmine : 2011年11月27日 22:44

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