ほほほーい、ほほほーい

ねこあじさんが「カニバリズム」と聞くと、カニをバリバリ食べながらリズムに乗って踊ってる人をイメージしちゃうと書いてますが、確かにこういうのってありますよね。


私はなんといっても「アフォーダンス」。

視デ・基礎デ・デ情の学生さんなら同じ経験があるんじゃないかな(笑)
最初聞いた時はなんじゃそりゃと思いますよ。
だってアフォーダンスなんだもん。

未だに「アフォーダンス」と聞くと、「ほほほーい!ほほほーい!」とココリコ遠藤がパンツいっちょ姿で踊ってる姿が頭の中に出てきちゃいます。
ドアの取っ手がアフォーダンスだ」と難しい顔で説明されても、ドアをガラっと開けたらココリコ遠藤が「ほほほーい、ほほほーい」と踊ってるイメージしか想像できない。


アフォーダンスが何か知りたい方は

4000065122アフォーダンス-新しい認知の理論 (岩波科学ライブラリー (12))
佐々木 正人
岩波書店 1994-05

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これが有名なんだけど・・・私には難しかったです・・・。



ちなみに、「ドアの取っ手」は厳密には「アフォーダンス」ではなく、「Perceived Affordance(知覚されたアフォーダンス)」です。
「誰のためのデザイン?」

478850362X誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論 (新曜社認知科学選書)
ドナルド・A. ノーマン 野島 久雄 D.A. ノーマン
新曜社 1990-02

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はデザイナー希望者なら必ず読んでおきたい本で、こっちはかなり読みやすい本(笑)だけど、ノーマンさん、1999年にアフォーダンスの定義を修正されているそうです。

参考::fladdict.net blog: アフォーダンスってなんザンス?

ダニエル・ノーマンは後年に、「誰の為のデザイン」で言及されているアフォーダンスは全て、ギブソンの言うアフォーダンスではない、と訂正を行っています。そして、ギブソンのいうアフォーダンスを実際のアフォーダンス(Real Affordance)と呼んだ上で、自らの著書内にあるアフォーダンスという文章は全て、「知覚されたアフォーダンス(Perceived Affordance)」と読むべきだ、と言及しています。

もしかすると、基礎デで教わる『アフォーダンス」とデ情で教わる「アフォーダンス」は違うのかもしれないね。

投稿者:ichiro : 2008年03月22日 04:43

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コメント: ほほほーい、ほほほーい

ああ、そうそうアフォーダンス!
私が「アフォリズム」という単語を出したとき、友人が「そういえばアフォーダンスって言葉があって……」と話していました。

なかなか奥の深い言葉のようですね。
ラテン語の辞書に「affor」(話しかける、切願する)という単語があったのでこれが語源かなと思ったのですが、調べてみたらオールドイングリッシュだったようです。

投稿者 ねこあじ : 2008年03月23日 00:29

全然関係ないけど、バカリズムはアフォリズムが語源なんですかね。

投稿者 手羽 : 2008年03月24日 04:32