失う/空虚→恐怖

どうも、helveticaです。
 
 
 
 
最近はなんだか涙もろいらしく、2日で3回泣きました。
大笑いの涙が1回、感動の涙が1回、共感の涙が1回。
 
 
昨日は高校時代の友人と夕ご飯を食べる約束をしていたので、
出かける前に「yom yom」を読んでいました。
それに載っていた沢木耕太郎の「泣くな赤鬼」で、
ぽろっと泣いてしまいました。
ホントに最後のページで、ポロポロと。
 
 
そのあと、その友人と下北沢へご飯を食べに。
動揺を隠して会話をしていたら水を倒してしまい、
ベタな展開に二人でお腹を抱えて大爆笑。メイクはボロボロ。
 

そして今日。
最近買ったELLEGARDENのベストアルバムに入っている「Mr.Feather」が気になり。
エンドレスでかけながら対訳をみたら(邦楽バンドですが全英詩が多いのです)
自分がいつも抱えている気持ちをえぐられた気持ちになり、目の周りはぐちゃぐちゃ。
 
 
 
 
 
 
「泣くな赤鬼」と「Mr.Feather」に共通するのが、
何かを失いかけている、もしくは失っているって言うその状況。
失うことの哀しさや悔しさを自分は人より多く経験している自信があるので、
この手のものはあたしのお涙頂戴ポイントをぐりぐりついてきます。

自分の不器用さとか機微の分からなさとか引っ込み思案がそうさせるって、
自分で分かっていて、でもどうにもできないから。
どうにかしたいのにどうにもできないところまで不器用でますます悔しくなるから。
失うことが怖いから。現状に甘えてしまうから。
手を離したその先で、自分が笑っていられる自信がないから。
不器用故に、失う時にぶち壊してしまうから。
 
 
「失う」というキーワードでこれだけ書ける自分は、
誰が何と言おうとチキンだと胸を張って言えます。

失うことを恐れず、壊さないように細心の注意を払いながら生きたい。
なんて、思うんですけどねー。
自分は感傷に浸ってしまうだけで前に踏み出せない。

 
 
一歩踏み出そう。
思いついたことをかたちにしよう。
 
そんなことを考えるきっかけを先の二作品からもらいました。
 
 
 
 

 
ちなみに、前述の友人とちょっと企んでます。
こんな貴重な友達は失いたくないなと思います。

進歩がない訳ではないと信じたい。

投稿者:helve : 2008年08月02日 00:47

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