VS 予備校

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こんばんは。相変わらず謎の頭痛に悩まされている濱です。

一昨日から今日まで、通っていた美術予備校でバイトをしました。
油画のデッサンの、モデルのバイトです。
前回(寝ポーズで油彩→テレピンオイルの臭いに酔ってリバース)から3年ぶりの
予備校でのモデルバイトでした。今回は鉛筆デッサンだったので無問題でした。

油画のデッサンが何を重視しているのかは私には分からないのですが、
画面の隅っこに私が居る絵とか、下半身しか描いてない絵とか、
ひたすら画面を真っ黒にしている絵とか(黒い服を着ていたから?)
色々なタイプの絵が描かれていて興味深かったです。

先週、予備校から連絡が来たときはビビりました・・・。
どうやら課題の提出前やら芸祭前で、1,2年生がなかなか捕まらなかったらしく。
4年生になっても声がかかるとは思ってなかったです。
いや、こっちはこっちで色々あるんですけどね・・・。
色々するためにはお金がかかるもので・・・。
正直、油彩だったら断っていたかもしれないけど。(テレピン恐怖症)

というわけで、3年ぶりに予備校に行ってきました。
何もかもが懐かし過ぎました・・・。そうか、もう3年も経ったのか・・・。
自分が習っていた講師にも会いました。

講「あれ、久しぶり」
濱「お久しぶりです」
講「何年生だっけ?」
濱「4年です」
講「4年!?早いなー」

まぁ、ここまでの流れはテンプレ(お約束)ですよね。

講「学校どこだっけ?」
濱「ムサビです」
講「・・・ムサビのどこ?」
濱「芸術文化学科です」

まぁ、ここもテンプレ。
講師にとってはデザイン科以外は「何処それ状態」なんだろうけどな!
私が受験する時は、まだ芸文の5期生が卒業してなかった頃だもんな!(私の代で9期生)
予備校では視デorタマグラor dieだもの。
浪人中、かなり極端なことを色々言われたけれど、しょうがない。受験だもの。

講「・・・卒業したらどうすんの?」
濱「働くつもりで就活中ですけど・・・」
講「どういう系受けてんの?」
濱「印刷系とか、まぁ、色々です・・・」
講「何、やっぱり厳しいわけ?」
濱「ええ、まぁ、厳しいっすね・・・」

・・・なんでそんな根掘り葉掘り聞いてくるんですか先生・・・。
まぁ、気になるだろうけども。

久しぶりに予備校に足を運んで実感したのは、
ここからは飛び出したんだな、ってことです。

デザイン科でデッサンやら色彩課題やら色々取り組んでみたけど、
評価が良かったのはいつも自由課題で作った素材集だったり、クロッキーだったり、写真だったりで、
それは結局、デサイン科の試験内容には直接は関係ないところで。
浪人している間に、結局、美術って何ぞや、って根本的なことに疑問を抱き始めて。
芸文受験するっていって、受けて、受かって、入って。
入ってみたら、絵を描く人と、絵を描かない人との出会いも沢山あって。

結局、自分は手を動かして何かを描くことで、自分なりに表現を通して、自分と向き合っているわけで。
何だかんだで、遠回りしているけれど、自分なりの答えは出せているとは思います。
まだ何も終わってないけれど。
次はどこに向かってムサビから飛び出すのかでぐるぐるしていますけども。

投稿者:hama : 2010年10月16日 21:08

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