VS 芸術教育

こんばんは。
毎年この時期になるとネガティヴになる濱です。
ネガティヴというか、何というか・・・。
所謂「濱の(精神的な)ヒットポイントはもう0よ!!!」な状態なので
そっとしておいて欲しい時期です。
多分、梅雨明けぐらいになおります。


今朝、電車の中で中学生男子3人組が、期末テストについて話していました。
どうやら音楽のテストでは、曲のメロディを聴いて曲名を答えよ、という問題が出るらしく
「昨日、ずっとYouTubeで聴いて対策してたぜ〜」みたいな話をしていました。

で、思い出したことが1つ。
小中高の音楽の授業では、曲を聴く『鑑賞』も、リコーダーを吹く『実技』も両方あったのに、
美術(図画工作)の授業ではほとんど絵を描いたり、ものを作ったりの『実技』ばかりで
『鑑賞』がほとんどなかったなぁ、ということ。
なんでだろう・・・。うーん・・・。

私は小中高と、すべて普通の公立校(市立、県立)に行っていました。
高校生の時は、3年の時にしか美術の授業を取っていなかったけども。
小中はずっと授業があったけれども、美術館とか特に行かなかったような・・・。
あ、市内の小中学生の作品の展示を毎年やっていて、それを見に行ったくらいかなぁ・・・。
テストでも『この作品の作者を述べよ』とか、なかった気がする・・・。
教科書に載っている技法の説明が穴埋め形式になってたりとか、そんな感じ。

音楽の授業で、曲を聴いた時は「感想を書きなさい」と感想を書かされたけども、
美術の授業で、絵を見て、それの感想を書きなさい、とかなかったし。
世間では同じ『芸術』って枠でくくってあるのに、この差は何。

こういう状態だから『美術好き=絵を描いたり、ものを作ったりするのが好き(実技が好き)』
っていうイメージが強くなるのかなぁ・・・と。
『美術好き=作品を見るのが好き』でも、別に良いと思うんですけども。
『音楽好き』っていった場合、『聴くのが好き(鑑賞が好き)』ともとれるし、
『楽器を演奏したり、歌うのが好き(実技が好き)』という意味でも
どっちでもとれるじゃないですか。
だから、美術もどっちでもとれるんじゃないかな〜と。
美術=実技、ってある意味ナンセンスな気がします。
芸術=実技&鑑賞であるべきというか、
何かを聴いたり、見たりするからこそ、そこから影響・刺激を受けて
「自分でもやってみよう!」という気が起こるものだと思うんですけども。


ちなみに、市内の小中学生の展示は、美術(図画工作)の授業で制作した作品のうち、
各クラス男女1名ずつの作品が選抜され美術館に出展される、というものでした。
それに小学生時代、2回選ばれた自分は
「自分、絵が上手いんじゃない!?」と勘違いしたまま、自由帳に漫画を描いて数年を過ごし、
高校生になってから行った美術予備校で、周りの作品と比べられて
「あれ、自分、全然上手くないし・・・」と絶望したタイプです。
小学生のうちは、技術云々よりも『のびのび、豊かに、子供らしく』で何とかなったんだなぁ・・・っていう。
受験じゃ、そうはいかないところがなんともね・・・。

話がずれるけども、音楽のテストで外国人の作者名をカタカナで書かせることは、
とてもナンセンスなことだと今でも思います。
『ベートーベン』or『ベートーヴェン』みたいな。
『ベートーベン』だと×で、『ベートーヴェン』だと○とか。
日本語表記に出来ない発音なら、最初から元のアルファベットで書かせれば良いのに。
スペルミスで×にされるのは納得がいくけども。
カタカナは納得いかん。

投稿者:hama : 2009年07月02日 23:16

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コメント: VS 芸術教育

濱様、こんにちは。近隣の県立近代美術館では、鑑賞の手助けにと、収蔵品をカードにして、そのカードを使ったいろいろなゲームを紹介している教育キット「美術館たからばこ」(すみません正確な名前はちがうかも)を発売、学校に貸し出してもいます。キットの中には、すごろくゲームで美術館の仕事を紹介したり、カードの楽しい使い方を他にも考えてみれば楽しいかも。詳しくは、神奈川県立近代美術館葉山館↓

「所蔵品56点の図版と解説をのせたカードと、美術館の裏方の仕事をたどるすごろくゲームのボックスセットです。学校など教育機関に貸出もしています。貸出については、葉山館(電話:046-875-2800)までお問い合わせください。[2,000円]」

このカードただ解説を読んでいるだけでも楽しいですし、絵葉書でも1枚100円くらいのところ、企業の補助でこの値段が実現したと、美術館の方が以前言ってました。
このカードで遊んで、見ることに興味を持つ子がひとりでも増えるといいなと思います。描くのが苦手でも、見て自分の感性に刺激を受けている子がきっといるはずですよ。

投稿者 yukihaha : 2009年07月04日 17:17

yukihahaさんこんにちは!
コメントのお返事が遅くなってしまい、すみません。

美術館で教育キットの貸し出しを行っているのですね。
こういったキットがあれば、制作だけでなく、鑑賞の方にも興味が出てきそうですね。
今の小中学校の授業がどんな感じかは分からないのですが、
私のときは実技ばかりだったなぁ、と思い今回の記事を書いたので
こういったキットというか、鑑賞用の教材が増えればいいな、と思いました。
コメントありがとうございました!

投稿者 : 2009年07月18日 14:33