いつか本当になるように

FOR MUSABI


家族に夕飯をつくったりしたけど、結果的に喧嘩とかしちゃった。

家族のことは好きだけど、
一人暮らししててたまに電話をするくらいがお互いを大事にできるね。
それは逃げかな。

美術をやってるのが家系に僕しかいないから、
生活していると、
ふいに漏れる言葉の端々に引っかかって無駄に傷ついてしまう。

美術大学という不安定な認識
デザインという言葉の信用性のなさ
美術を学ぶことをただの道楽って言われたら、そこまで言われたら僕も心から怒るのに
わずかな親切心からくるお世辞とか、
歩み寄る過程の些細な落とし穴につまずいて、傷ついてしまう。

まだ説明が足りていないんだろうな。
高校時代は毎日居間にデッサンを貼って、
大学に入ってからは大きな課題の節目節目で写真を送ってる。
でも、人はやったことのないものは簡単に踏みつけられるから、ずっとやり続けるしかないんだろう。

いつか僕のつくるもので感動してほしい。
それまでいくら馬鹿にされても構わない。
「好きなことだけやっていいな」と言われたら、
「そうだよ、毎日楽しい」って、
かろやかに笑いたい。
むずかしいかなあ。
でも、毎日伝えるトレーニングをしているんだから、
あきらめないでいたいんだ。

ふてくされないで、
大切なものが違う人にも、まっすぐ笑いかけていたいんだ。

そうすることが美しいと、信じているから。

オトギ

投稿者:fantasy : 2013年03月20日 23:35

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