ぼんやりとした幸せ

FOR MUSABI


心を打つ芸術というのは
厳しさの中から生まれるのか
それとも安心の内から湧き出るのか

ということについてよく考える。


修行みたいにしてひたすらに自分を追いつめていけば良いものができるのか
単純に手を動かす快楽に従ってものをつくればよいのか


「つくってるほうが楽しければ見る側も楽しい」という言葉は雑だ。


厳しさの中にある充実は楽しさではないのか
ただ自分を満足させるためにつくったものが人を満足させるなんて過信じゃないのか


制作を修行にしてしまいたい。
そうじゃなくっちゃ、ぼんやりとした幸せに包まれて、
いつのまにか作品なんてつくらなくなってしまいそうで怖い。

オトギ

投稿者:fantasy : 2012年11月11日 21:47

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