私のおすすめ本

美大フェアのお題、ってことで。

私が紹介させていただいているのは2冊。
(まだ現地に行ってないので、ほんとにあるのかはどきどき、、)




ペツェッティーノ―じぶんをみつけたぶぶんひんのはなしペツェッティーノ―じぶんをみつけたぶぶんひんのはなし
レオ・レオニ 谷川 俊太郎

好学社 1978-04-01
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まずはこれ。

レオ=レオニの絵本は小さい頃に
学校の図書館で借りまくっていて、
「本を紹介しよう」という宿題では
この頃もこの本を紹介していました。

まあ、
8歳くらいだったので

「絵がきれいだな〜」
「読みやすいな〜」

くらいにしか思ってなかったけど。

子供向けの絵本ですが
結構哲学的な本です。(レオ=レオ二の本はだいたい哲学的)

自分とはなんだろう、
他人と比較して悩む自分。



原語では読んだ事がないのでニュアンスがわかりませんが
日本で普通に売ってるのは
谷川俊太郎さんの訳したもの。


「言葉」と「画」と「哲学」と
今もそれぞれに興味の対象になっているのは
小さい頃にこの本に出会ったからかもしれないです。



お金が出来たら、他の本も揃えたいと思っています。
そしていつか自分の子供に、、笑







もう一冊はこちら。



幸せの法則
幸せの法則望月 俊孝

中経出版 2007-09-01
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こっちは4浪の秋〜冬、
結構切羽詰まってた時期に
予備校のある駅の構内にある本屋で
たまたま「元気になる本フェア」みたいなのをやってて
そこでパラパラ立ち読みしてすぐに買うと決めた本です。

この本は最近では流行ってるパターンというか
見開きページに1項目、
短めのわかりやすい文で書かれています。

大事なところは青で刷ってあって
1色刷りの本よりだいぶ読みやすいので
本屋で読み切っちゃえるレベル。



でも「買ってよかった」と思えるのは

自分はこの本で元気になったけど
この先「元気が無い人」を見つけたら
この本を貸してあげたい、と思ったからです。



実際に数人に貸してみたのですが
どうやらこの本、
本当に精神的に参ってる人にしか効果がないみたい笑。

基本ハッピーなくせして
「あ〜鬱だわあ〜」とか言ってる人とかには
全然効かないので注意。



私はこのとき
メンタルクリニックを検索して、
予約を取ろうか、の一歩手前くらいだったけど
この本を読んでから

なにかが ぽっ と
明るくなったような気がしました。

ムサビ受験を本気で考えだしたのもこの頃だったかな。

こういう系の本って
買う段階で「病んでるって思われるの嫌だな」とか思うけど
(特に実家暮らしとかだと)
表紙はかわいい詩集みたいでキレイなので
買いやすいと思います^^







「人を幸せにできる仕事をしたい」
というのがこの頃立てた目標で

手段として「デザイン」を選んだ。



この2冊が
いまここにいる私を作ったといっても過言ではないですね。





にしても
プロダクトデザインの本とかも紹介したいリストに入れてたのに
本屋さんの関係でこの2冊になったみたいで

みごとに哲学系キャラになっちゃってます、からーずです。



POPは完全に間に合わせで作ってしまったので
(この時期もあんまり精神状態がよくなくて、、笑)
皆さんのPOPとかきゅっきゅさんの看板とかが紹介されてるのを見て

穴があったら入りたくなりましたが

本は良い本なので
ぜひお手に取ってみてくださいな。

2冊とも厚さは薄いけど
中身は濃い本ですので◎

投稿者:colours : 2011年06月15日 19:46

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