ムサビ日記 - あさな -

昨日、今日と晴天ですが、晴れの日ってとんでもなく日が長いですね。
19時になってようやく夕焼け空になって、朝4時にはもう朝焼けが始まってますもの。

私は夏休みの朝3時が好きでした。
祖母がベランダでタバコを吸う横で、朝顔の鉢を眺めていました。
ちょっとぬるいような、でも素材の薄すぎるパジャマには少し寒いような、そんな温度の中で、
ふっと夏休みの記録を書くのをサボっていたことに気づいたりして
机に向かって何日分もまとめて書き上げたりして。

それから朝ごはんを食べ終わったのを機にゲームを始めて
夜まで色んな遊びをとっかえひっかえして、とにかく遊び呆けてた事を思い出します。

無意味に外に出るのも好きでした。
ぐらぐらとする暑さの中を歩いたり、でも結局耐えかねて木陰で涼んだり、
何が起こらずとも楽しいものでした。

去年の夏はそんなことは思い出さなかった気がします。
夏休みはほとんど夏期講習でした。
大学生になって、結局時間が出来たのかというとまた色んなことが詰まってきているのですが
昨日は一日かなり遊び呆けたので、幼稚園の頃や、小学生の頃の夏休みを思い出しました。

別に何を頑張ったでもなく、何かを成し遂げたわけでもないけど、どういうわけか良い思い出だなぁと思います。
多分、もう二度と同じ経験はないだろうと思うからなんでしょうね。
私は今年もきっと大したことない夏休みを送るでしょうけれど
でも二度と経験できないことを経験するんでしょうね。

人生が、時を重ねるごとに良い思い出が増えるものならいいなぁ。