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続・美術教育はなぜ必要か

赤岩さんからトラックバックをいただき
ゆかさんからもコメントをいただき早く書かなきゃっ!・・‥と書き続け公開するまでに一週間。
もともと書くのにめちゃめちゃ時間がかかるタイプだけど本当にこういう話は書くのが遅い。

『お前のパソコンそれでCore2Duo入ってんの?』
 
ってつっこまれそうなぐらい遅い。
たぶんこんなこと書いて話がそれていくから遅くなるんだろうな。
という訳で今回は
 
 
美術教育はなぜ必要か
 
 
確かに根本的な問題なので授業でも度々問われ、
それらしい返答はしてきたつもりです。
 
しかし“それらしい”というだけで、
決してそれが解答だという訳ではなく私の中では小学6年生ぐらいに
 
『何で勉強してるの?』
 
と聞き
 
『義務教育だから』
 
と、覚えたての単語を答えるようなものです。
 
 
初めに言っておくと、私はそのような“それらしい答え”はこのブログで書くつもりは全くありません。
12年間の教育過程を終えた私の経験から私の言葉で
書きながら答えを探していきたいと思っています。
要するにまだ答えは出てない訳で・・・
 
だから分からないものは分からないというし
曖昧な記憶で適当なことを書くかもしれないし
最終的に『学校は2次元の中だけでいいよね。
とか言ってしまうかもしれない。
そのようなことを言ってしまっても、それは読み物として読んでほしいです。
 
まぁそんな結論に達してしまったらこどものじかんを見直して
『そんな小学生いるかよ!』と突っ込んでから考え直したいと思います。
 
 
という訳で赤岩さんの結論について、私なりの反論。
 
赤岩さんは『美術の授業は、
「絵をうまく描くこと」を追求するための訓練の時間、ではなくて、
作品制作をがんばることで、人間としての成長をする時間。

だと考えているみたいですね。
 
 
では『絵をうまく描くこと』を追求するのでなければ
他のものを頑張る事でも同じように成長するのではないでしょうか?
 
私の場合、学校生活で一番人間として成長したと思うのは美術を志しておきながら
確実に部活(スポーツ)だと思っています。
前回例にだした受験勉強を頑張ることだって、十分人間を成長させるはずです。
 
そう考えると『美術』だからこそというものはやっぱり
色や形によって何かを得ることだと思います。
※あくまでも私の意見なので赤岩さんの結論を否定している訳ではありません。
 
 
ちなみに義務教育は生きる力を養うというのが定説です。
その生きる力というのが
自立、コミュニケーション能力、教養(←ちょっと表現違うかも)
例えば親がいないと生きられない(自立していない)
コミュニケーション能力に欠けているニートは生きる力が無いという扱いなのです。
 
そぅ言われて心が痛むのはきっと春休みにニートみたいな生活していたのもあるけれど、
改めて考えると絵が好きな人ってニート率高くないか?(爆
 
はたしてそんな感じで美術を通じて生きる力を養えることとは?
 
 
 
 
 
・・・・・・とりあえずこどものじかんでも見るとするか。
 
 
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・・・と、また結局結論は放置ですが、そのうちまた書ければ良いなぁと・・・・・・
というかこれから“それらしいこと”を書く機会がたくさんあると思うので
それまでには本心から言える言葉を探して行きたいです。

投稿者:4wd : 2008年04月27日 04:16

トラックバック


コメント: 続・美術教育はなぜ必要か

自分の回答も「途中式」のようなものですし、
教育をやる理由はひとつに絞られないと思うし、
それも総てが言語化できるかどうかはわからないのですが。
(言語化できなきゃ立法化できませんが…)

でも現在進行形で手探りしながら進めていくものなのかなあ、と思ってます。
教職に就く予定のない人間が言う台詞ではないとおもいますが。

投稿者 赤岩 : 2008年04月27日 13:06

>赤岩さん
なんかいきなり否定から入ってしまってすいませんでした。
実は先生が全ての意見に反論するという形で授業を進めていて
同じような意見だったので先生の言葉をちょっと引用させていただきました。

赤岩さんはちびくろの経験で、私にはない思考をお持ちだと思うので
その答えが間違っているとは思っていません。
むしろそこで人間として成長したなと思えるような子が多ければ
それは答えだと思います。

確かに答えは先生自身も見つけていなさそうですし
進行形で探すものだと思っています。
たぶんブログに書いているうちに思考がころころ変わっていくかもしれません。
なんたって今年、自分は教職の授業が多いので・・・(苦笑

投稿者 四輪駆動 : 2008年04月27日 15:21

まず、義務教育の「義務」は子どもが受ける義務ではなく、親が受けさせる義務だったような…。ご存知でしたらごめんなさい。

3月に出た中学校美術の学習指導要領でA表現、B鑑賞に加えて共通事項ができました。表現と鑑賞の活動をして、さらに理解をしなさいよ、表現と鑑賞は表裏一体のものなんですよといわれているような感じがしました。美術作品や構想という言葉がたびたび出てきたり。美術作品については教育基本法をうけてというのもあるだろうから政治的なことも絡むのでしょう。
指導要領が教育のすべてというわけでもないですし、私もまだまだ教職の履修中。おそらくコロコロ変わるでしょうね。

投稿者 ゆか : 2008年04月29日 00:45

義務教育は親が受けさせる義務で
子どもにとっては教育を受ける権利だと思っていたのですが・・・
覚えたての単語を使ったけど意味が分かってないみたいな例としてあげてみました。

すいません。新しい学習指導要領全然知りませんでした(おぃ
なんか指導要領を読んじゃうと頭でごまかされてしまいそうで
あんまり今の時期に(美術教育に興味がでてきたのが実は最近なんで)
読みたくないなぁって思ってました。
でも今度ちゃんと読み直してから書きますね。

ちなみに私は美術教育に必要なのは
表現より鑑賞の方が大切なんじゃないかなって最近思っています。

投稿者 四輪駆動 : 2008年04月29日 01:37

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