リアルなムサビ卒親の日常を
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ロットリングとアルバイト。
トオルさんの日記にコメントしてて思い出した道具、通称ロットリング。
ロットリングはドイツの筆記具メーカー名ですが、
私達が若かった頃は製図ペンの代名詞でした。
その当時2~3000円したような。
高価でしたがあの細い線が書けるのはこれしかなかったのです。
(それ以前はもちろんカラス口で描いてたんだよ~。)
版下のトンボを書くのに格段と便利になったのを覚えてます。
今やパソコンで描いてるし。
最細の0.1mmは手入れも大変で怠るとすぐ詰まって壊れます。
ペン先も1500円ぐらいしたから大事に使っていました。太さをいろいろ揃えて数本。
社会人になってしばらく使っていました。
さらさらと細い線がひけて、小さな文字も書けるので日常のペン代わりに使っていました。
↓(主人のと合わせるとこんなに。)
↓(ありゃ?もう一箱あった。こっちが古い方かな。)
結局、何本あるんだか?
(すでに15年は使ってないです。)
まだ使えるのかしら?誰かいる?
そういえばロットリングを使ったアルバイトをしたことがあります。
日野だか豊田にあった国際航業だったか?地図の等高線を書くのです。
樹脂のトレペに100m毎に細い線と、1000mに中太の線をフリーハンドで書くような。
時給は良くてよかったけど集中力が続かないのと飽きるよね。3~4時間が限度。
出版社の入稿前の版下作業なんてのもやったわ。
修羅場で皆さん徹夜でピリピリ。よく怒鳴られたけど、
終わった後の皆で朝食する時の安堵感が好きでした。
友人は彫塑の首モデルや、裸婦モデルしてた子がいたけど・・・私には無理(笑。
主人は高田馬場のある公園脇に早朝行くと
土かたの「人買い」が居て、声かけると現場に連れてかれたらしい。
日当が凄くいいらしいが学校との両立は難しかったわね。
すぐにお金になるバイトで
アルコールの水槽に浸かった死体が浮いてくるのを棒で沈める・・・という
ホラーのような夜中のバイトの噂がありました。怖っ!
皆、生活切り詰めてアルバイトしたなぁ。懐かしいです。