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あまり使いたくない言葉

「頑張ろう」とか「頑張って」という言葉はあまり使いたくないコトバの一つ。
たぶん結構な数の人が同じように思っているのではないだろうか。


まず、そういうような言葉をかけたくなる相手は既に頑張っている人が多い。
そして、既に頑張っている相手に対してそんな言葉をかけるのは失礼で、また残酷な気がするのだ。
相手が頑張って何かやっていることをこちらが気がついていないのか、もしくはそれ以上のコトバが浮かばないのか…。


実際、時と場合によるだろうけど相手が今何を言って欲しいのか、かなり熟慮するべきかなと思う。
今、相手がどんな状況で、何が必要で、その内自分がしてあげられることは何なのか。

しかし、その時相手に「何をやって欲しいの?」というコトバを直接かけるようなことはしない方がいい。
なぜなら、相手が求めているのは的確な答えではなく、自分が相手に対して「考えてくれていること」であるはずだと思うから。
相手が相手自身の口から、求めていることの具体的な内容を言うこと程辛いことはないと思うから(まぁ、これは相手の頑張り様にもよるけど)。


自分が精一杯考え抜いた応えがイマイチなものだったとしても、精一杯考えてくれただけで相手は安心してくれるのではないだろうか。


相手に頑張ってもらいたい時は、自分が出来ることを頑張って考えないといけない。


「頑張って」という言葉は赤の他人でもかけられますが、「頑張って、とは違うコトバ」をかけられるのは、相手のことを理解する人間でないとかけられないのではないかと思います。


勿論、中途半端にしか頑張っていない相手には「喝」を入れてあげないといけませんけどね。

投稿者:urabe2 : 2007年11月05日 06:08

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