ああもう!!!!

今日は意図せず都内巡りの旅をしておりました。某です。

まず、美術館に行きたいと思ったので六本木に行ってみることにした。
玉手箱展と骨展見たい。私の頭はそれでいっぱいであった。
それに、サントリー美術館は和服を着ていくと300円割引になるので、
じゃあ着付けの練習にもなるし浴衣着たい。うんじゃあ着よう。

そうして若干着付けで疲れながらも、ルンルン気分で家を出、
無事六本木到着。いえーい。もう何度も来てるから勝手知ったる何とやら〜
サントリー美術館の案内を見る。

火 曜 休 館 日 

なん…だと…!!?
私はうかつだった。美術館は月曜が休館日が相場だと思い込んでいたため、
今日はやっているだろうと展示内容だけ調べて休館日は調べなかったのである。
ああ…骨展は…ルネラリックはどうなんだ…
よろよろと六本木をうろつくくしゃくしゃ着付けの女子大生(怪)

まあ全部休みだったよね^o^  もう笑うしかない

これでただ帰るのもなんだかしゃくなので、
富士フィルムの展示センターに寄ってみた。
そこで動物の写真とカメラの歴史展?と一般の女性の方撮影の写真展を見てきた。
個人的にはカメラの歴史が興味深かったかもしれない。
ヴィンテージとか骨董品のたぐいはもともと好きなことと、
そのカメラの説明を読み解いていくと、展示されていたオールドカメラのほとんどは
イギリス製、次いでアメリカとドイツ。
こんなかんじで当時の世界情勢がなんとなーく読み取れたり、とかね。
さすがに産業革命のお膝元大英帝国はナンバーワンだよねえ。
たぶんカメラももともとは軍用技術なんだろうし。

んでこのまま帰るのもなんだかまだ時間あるし癪(その2)だったので、
赤坂見附まで移動してホテルニューオータニ美術館の小林かいち展へ。
展示数300、部屋数2のわりとこじんまりした展示でした。
が!
ものすごい充実感…好みにはまりすぎてもうなんだか、、、 幸せっ!!

展示してあるのは絵はがきと封筒なのですがね。
そこから伝わる情念がなんとも。匂い立つ、と表現すればいいのかな…
大正ロマンとか夢二、華宵が好きな人は行って損はない展示かと。
うっかり図説と絵はがきセット買ってきてしまった。笑 


そんでまだ時間あるし(以下略)
銀座線にゆられて浅草まで行く。ほとんど無計画でノリの産物。

ここで私は全力で後悔した。
なぜカメラを家においてきたのだろう、と!!
あああああほんとに悔やんでも悔やみきれない。

夕闇に沈む浅草花やしきのタワーの影、
どことなく昭和の面影を残す路地裏、
藤で天井を作ったパブ街、
みつ豆屋の軒先の赤い番傘、
赤い光を提灯にやどした屋台街、
もう廃墟としか思えないけれどしっかり稼働しているツタに覆われた銭湯、
浅草寺ではなく、そのそばにひっそりとある神社の入り口に無数に立つ旗、
使われなくなって錆びたネオン、
雨が降りそうな曇天の隙間からさす八月の日差しに照らされるビル、


カメラがあったら全部撮れたのにいいいいい!ムキイイイ!!

もうね、ほんとね。
そっうだよあっほだよっ それがっどうしたっあっほっだっよー あはあは^^


そんなこんなで悔しいのでまた浅草行こうと思います。
今度は写真撮りに。

そこには確かに浅草十二階があったであろう、そんな繁栄のあとがあって、
乱歩の小説や華宵の絵の世界がちらりとのぞく。
けれど一歩路地裏に入るとひっそりとしている、そんな情緒のある街だと思う、浅草。
体言止め。

夏休みがおわるまえに下町ツアーをやろう。そうしよう。うん。

さてまた明日からバイト連勤だ。がんばろう。

あとは別の日だけど高校の部活(吹奏楽部)に顔出してきたりとか。
コンクール前のリハーサルをやるとのことなのでそれを聴きに。

今年の自由曲はスミスの天空への挑戦でした。
なんだかえらい定番曲選んだなー、って印象。
他の高校とかぶってるんだろうなあ。
あとなぜか私らの代にはいなかったコンバスが二台に増えててびっくり。
後輩がんばれー。

投稿者:solegasi : 2009年08月04日 23:45

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