続小論文 ムサビ入試? ゲイブン

先日、タイトルにムサビ入試と書いて小論文について書きましたところ、
アクセスがクイッと伸びたので、ちょっとウケました。
みんな検索するのかなあ。
もし油とか視デ志望の方だったら申し訳ないなァ・・・

小論文の内容って何が面白さを決めるのか?っていうと

話の大きな流れである、起承転結の
『起』の部分ではないと、私は思っています。

『起』は着眼点であって、そこにオリジナリティがあればいうことないけど
そんなに突拍子もないことを考える必要はそんなにないかなと思っています。



私は『起』がフッツーのことでも『転』にあたるようなところに
オリジナリティのある『具体例』をもりこむようにしてました。
田舎のばあちゃんが薪わってたとか
幼少のみぎりに蟻を踏みつぶして遊んだとか

なんでもいいけど、自分が見聞きした、読んだ、感じた、という
血肉が通った例を出すことで、『起』から『結』への流れを自然な物にする
ジョイント材みたいな役割として大変重宝しました。



『結』で自分が 課題からこんなことを感じた、ということを
読み手に同意、納得をさせなくちゃいけない。
そのときに具体例があるとより読み手を納得させやすくなるのだと思います。






この具体例、課題をこなせばこなすほど、新しい例を出すのに苦労しました。

夏期講習、冬期講習、直前講習とやっていくと、
課題課題課題で具体例のストックがなくなっていく笑

私はせこいので
『こういう種類の問題』には、『あの例を持って行こう』
って事前に考えたりしたんですが、どーもそれだとうまくいきませんでした。

具体例が、使い回していくうちに古くなって、腐っていくのがよくわかりました。




アイディアはドンドン外へ出て行ってしまうだけで、
新しい経験をして内側に入れて行かないと、本番のころには抜け殻になっちゃうんじゃないかな?
そんなんでオリジナリティのある例なんて出せるのかな?


毎日毎日予備校に通うためだけに乗る電車の中で気づきました。

いい発想を養うためには新しい刺激を受けるよう努力しないといけないのではと思い、
雑多な本を読んだり、漫画を読んだり、評論を読んだりしました。

予備校で教わったノウハウ + 新しい刺激を得ようと努力したことが
結果的に合格につながったんじゃないかなあと思います。

投稿者:sgakari : 2010年08月05日 06:56

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