海外から日本を見て

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この記事のことは日本でも話題になってたみたいですね。
フランスに旅行に行った帰国のときに、
乗り継ぎでイギリスに行ったときに空港のロビーでもらってきました。
このときロビーで近くにいた日本に在住のイギリス人のかたが、
「イギリスの新聞が日本語でこういうことをするのは非常に珍しいことなんですよ。」
と教えてくれました。
一緒に参加していた他のツアー客の人は、
フランス人から「日本大変だね、大丈夫?」と話しかけられたり
したらしいです。

世界の多くの人がこのことを知っているんだということ、
それほど大きな災害であることを海外にいたことでより実感した気がします。
同時に、私は直接被災をしなかったので、
直接的には心配されるべき人間ではないんじゃないかとも思いました。
(本当に大変な思いをしている人たちはたくさんいるので)
けれど他国から見れば、日本が大変な災害に見舞われている、
だからどうかがんばってほしいと、気遣ってくれた気持ちの表れが
日本人である私たちに対するこれらの行動なんだと私は受け取りました。
だから日本人として、私も部外者では決してないこと、それを強く感じて帰国してきました。

フランスのニュースで津波の映像をみたときの衝撃は一生忘れられないと思います。
多くの人が亡くなった衝撃と、物が壊されていく衝撃…。
でもそれ以上に助かった人たちががんばっていることに
とても勇気付けられました。
私もたとえいろんなことがあっても強くありたいと思いました。

私がこれから何をするべきかとか、なにがよくて何が悪いのか
色々おもってはいるもののいま答えが出る状況じゃないです。
日本に戻ってきてからこの非常事態に慣れすぎて、
そして日常に戻ろうとしすぎて、
数週間前の感覚と今と変わってしまった部分も正直あります。
でも日本人として部外者じゃないということ、
なにかによって壊されていく衝撃と、でもそれも耐えうる強さがあることを
これからも忘れずにいたいです。

んんん、なんだか言葉にまとめきれずちょっと支離滅裂な感じですが
海外旅行のまとめにしたいと思います。

最後になりますが被災された地域のかたがたの無事と
お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りしています。

投稿者:rura : 2011年03月24日 21:50

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コメント: 海外から日本を見て

初めまして、ruraさん
この春、ムサビに合格を頂きました娘の母です。
高校1年からパンフレットを見たり、オープンキャンパスや
芸祭にお邪魔したり・・・すっかりムサビのとりこに
なってしまいました。

そして・・・うれしい合格…卒業式・・・
その後、春休みを利用して格安イタリア旅行ツアーに・・・
で・・・今回の大地震はベネチアで知ったのでした。
連日トップニュースで、かなりの時間を割いていました。
帰国日は向こうの航空会社が放射能漏れを嫌って、
飛行機が飛ばないかも・・・なんて話もあってあせりました。
でも、日本人が大勢いるため7時間遅れで出発。
何とか帰国して、自宅の散らかりように唖然・・・

そして、入学式の中止・・・
母の私も、頭の整理が出来ません・・・
それでも、最高のムサビライフを楽しみにしているところです。

ruraさん、ご卒業おめでとうございます。
楽しいブログをありがとうございました。


投稿者 yuyu : 2011年03月29日 17:06

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