リアルなムサビ親(母)の日常を
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就活話であれこれ思うこと
全国的に大学3年生の就活がスタートしたようですね。
12月1日解禁と言うのは去年からのようですが、
我が家の長女はいつから就活をスタートしていたのか、していなかったのか、すらわかりません。
世間で就活解禁のニュースが流れる中、何の音沙汰も無く、その割りにこちらからもあまり聞かなかったような・・・
3月くらいになってから、「就活やってるの?」くらいは聞いたな。
解禁しました、はい頑張って回ってます、と言う状態じゃなかったと思う。(たぶん)
エントリーシートだけは出していたのかな?
ぼちぼち就活の話を聞き始めたのが4月以降。
「エントリーが通った」
とか。それくらいの話。
GWの頃には、「出版社は新卒の募集をしてないんだよね」とぼやいていたっけ。
まあこのご時勢ですから、出版業界は厳しいんだろうな。
即戦力の中途採用とか、キャリア採用ってことで、新人を1から育てる余裕が無いんだろうな。
同時進行的にいくつかエントリーして説明会や試験を受けているようだったけど、
職種もバラバラだったな。
でも基本は「何かを作り出す・創り出す」と言う点。
「描いたり、作ったり」と言うことね。
エントリーが通って、ポートフォリオや実技が通って、面接(個人や集団)通って、結構進んだあげくに後少しと言うところでダメだったところもあったけど、結局拾ってもらえるところに出会えて決まったのが6月。
離れて生活しているだけに、実際の就活話を聞き始めた3月・4月くらいからだから2〜3ヶ月だったけど、一般大学の学生さんたちの就活の厳しさを身近な人たちに聞いていただけに、長期戦を覚悟していたので、意外と早く決まってびっくりしたり、ホッとしたりした。
で、今更ながらムサビHPの
卒業生の進路・就職状況を見てみると、
学科によってもかなり違うけど、「その他(制作活動など)」がかなり多いな〜。
これは、フリーで作家活動とかするってことなのかな?
フリーのデザイナーとかイラストレーターとか?
それ以上に「就職希望者数」が予想以上に少なくてびっくり。
希望しないっていう人たちが、「その他」に入ってるのか?
「就職率」っていうのは、就職希望者の中の就職者数になるのかな?
まあ、色々な就労形態はあるんだろう。
どんな形にしろ、大学を卒業したら自立して欲しいというのが親の願い、だと思う。
逆に、一旦就職しても、そこから更にステップアップするってことも、現代ではあたりMAU〜♪になってる。
昔のような年功序列・終身雇用の形態は崩れてるから。
経験を積んで、それを生かしてのキャリア採用と言う選択も大いにある。
ザラメさんたちのように、後々独立ってこともあるだろうし。
内定ブルーとかっていう話も聞いたことがあるけど、内定や就職がゴールではない。
3年以内の離職率が高い企業はブラックだとかって話も聞いたことがあるけど、どれくらい我慢できるかってこともある。
何かあっても、一山超えてから急に楽になることがあるのに、山を越える前にあきらめて去ってしまう若者も多いように思う。
まあ精神的にも身体的にも壊れてしまってからでは遅いかもしれないけど。
どんな状況でも、先のことはわからないから、その判断をどこでするのかってのも難しい。
氷河期と言われる状況の中での就活は、今まで味わったことのないような試練の連続かもしれないけど、就活自体も、就職してからのあれこれも、(就職しないと言う選択の中でも)、たくましく乗り越えて欲しいな、と思う。
凹むことは色々あるだろうけどね。
後で振り返った時に、きっと「あの時は大変だったけど、今考えるとたいしたことじゃなかったな」って思える時が来るはずだから。
願わくば、新政権がこの厳しい経済状態の日本を少しでも元気にしてくれるといいな、と言うこと。
(↑実はこれが一番問題)