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ありがとうの伝え方

はいさて!

今日超絶忙しかったペロリです。

朝から昼にかけてはシルクスクリーンの製版をし、

いつもより短めのバイトをしに30分でチャリをかっとばし

バイト終わってすぐ、毎度チャリ押してのぼる坂をひぃひぃ言いながら

自転車かっとばし、約束の時間ギリギリにムサビに戻って来て

模擬店の一部の撮影をしました。

さてさて

そんな今までで一番勤務時間の短かった今日のバイトですが

いつもより小学生と触れ合う時間が長くて

いろんな子と同時に喋りました。

2、3年生はもう秋だしだんだんギャングエイジに突入してきまして

いろいろ文句いったり反抗の盛り

つるむ仲間も決まって来て、ぼっちになる子はどんどん際立っていく、

そんな時期。

一年生の方は、まだまだ甘ちゃん派と独り立ち派に別れ始めて来た頃。

その甘ちゃん派の中のひとり、ゆうき君という子の話をしたいと思います。

ゆうき君はほとんど毎日、一番最後まで残って家の人のお迎えを待つ子なのですが

これがまた

もう超絶かわいがられてるみたいで、わりと生意気で頭もよくて、

女たらしで甘えん坊という、将来確実に靴下を履かないプレイボーイになるんだろうね

って感じの子です

ペロリはだいたい今日以外は遅番で彼が帰るまで

職員さんとペロリの3人になります。

ゆうき君は一人でも遊べる子なので、ペロリと職員さんは自分の仕事をその間やる訳です。

ペロリの仕事っていっても、色画用紙を切り貼りして

とにかく季節の物など学童内の壁や玄関などに貼る飾りを作る、という

もうムサビ生ならみんな喜んでひきうけるんじゃないかレベルのお仕事。

色画用紙もめちゃめちゃあるし、文房具もそろっているし、

ペロリご指名のお仕事だし、とにかくすごばらしい環境で

楽しく仕事をしているわけです。

でまあ、そんなカラフルなものをチョキチョキしていれば

どんな子供もペロリが何してんのか気になるわけで

ゆうき君含めいろんな子から何してるのと聞かれまくり、それを適当にごまかして丸くおさめて

内容は教えないっていう楽しいやりとりもあるわけでして

もうペロリは忘れていたけど

先週ゆうき君が一人で6時過ぎとかに残っていたときに、

案の定ペロリのところに来てチョキチョキをみていたので、

近くにあったピンク色の色画用紙をちいさく切ってポ●モンのプリンを作ってあげました。

そうしたら非常に大喜び。

まあ他の子がいたらやらないけど、遅くまで一人で偉いので、いっかなと言った感じ。

あまりに喜ぶので作れそうなポケ●ンをさらに何匹かちょちょいと作ってあげると

それが嬉しすぎたのか、今日、顔をあわせた途端

ペロリせんせぇええええと何やら白い紙を持って来て

ペロリに突き出しました。

これ(^^)

ゆうきくん.jpg

なんとも!

かぁいい手紙付きの袋。

そういえば先週、「嬉しいからお礼にゆうきの宝物のキラキラ折り紙あげる!」と言っていて

「いやいや宝物はもっと大事なときに使いなよ(笑)」という会話をしたのを思い出した。

キラキラ折り紙は入っていなくて、代わりに何週も何週もかけて

ずっと描いていた「ゆうきランド(遊園地)」の絵と、しかけ絵本(作ったやつ)が

大事に入っていた。

うっ(感涙)←


そりゃあもう大げさ半分、本気半分でリアクションをして

もらってきました。

こういうの、嬉しいんだよなあ。

昔ペロリの通っていた書道教室で、ペロリ高校生の頃、小学低学年の少年にオモチャを譲ったことがあったのだが

翌週、その子がもってきたのは、親の字で「ありがとうございました」と書かれた

封筒に、金券が入っていたことがあってだな・・・

その当時、姉と、少年の字でありがとうって書いてある手紙とかの方がよっぽどいいと

話しながら、結局受け取らなかった思い出がある。

ちょうどその少年と、ゆうき君は同じ歳ぐらいで

真っ先にその思い出が蘇った。


ありがとうの伝え方は、気持ちと、気持ちの代わりのモノだったら

やっぱり気持ちそのままのほうが嬉しい。

たったあんな切り紙だけでも、こんなに喜んでくれるのはこっちも嬉しいし

こうして自分の力で伝えることができるのは結構小さい子にしては素晴らしい。

この「気持ちを伝える」やり方がいつから、代わりの物になっていくのか

自分に置き換えると全く思い出せないけれど

この方法をゆうき君には持ち続けていってほしいなと思った。

投稿者:perori : 2012年10月09日 23:08

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コメント: ありがとうの伝え方

切り紙を家に持って帰って
きっとお母さんに歓びを伝えてる姿が目に浮かびます。

ゆうき君は素敵な育ち方をしてるなぁ。。。

投稿者 ザラメ : 2012年10月10日 00:38

純粋に「うれしい」を気持ちに表したかったっていうのが伝わりますね。
大人になると、「何かお礼をしなくちゃ悪い」と言う変な意識になっちゃうんでしょう。

私も以前、悪いことをしたことを叱った1年生の女の子(叱った後に色々話をしてやっとのことでごめんなさいを言った子)から、
翌日に自分のかわいいポケットティッシュ(<使いかけ)を
「きのうは”ごめんなさい”のしるしだよ。」
ともらったことがあります。
(今でも取ってありますw)

投稿者 poncho : 2012年10月10日 06:42

わぁ〜〜ん。
可愛くって嬉しくって、ジャスミンは涙が出てしまいました。

バビが3年生の頃かな?
ギャングエイジなため、グループ学習のお手伝いというのに出掛けたことがあります。
(教室から校内、図書室と移動するので、先生ひとりじゃ見切れないから)

すぐに飽きちゃう男の子&女の子たちの4人。
少しずつヒントを出しながら、班のレポートを作っていくのは
『今はこんなふうに自分で調べて発表するのね』と、先生の大変さを実感。。

しばらくたってから、一緒にレポートを作った子どもたちからお礼の手紙をもらって
とてもとても嬉しかったのを覚えています。

投稿者 ジャスミン : 2012年10月11日 19:02

コメントありがとうございます。

ザラメさん
ゆうき君をわりと生意気で頭もよくて、女たらしで甘えん坊大将と思ってた考えを改めたいですね(笑)

ponchoさん
自分より小さい子からもらったものってどうしても捨てれないですよね。
それが気持ちの形だったらなおさら。
ペロリもそういうのだけを大切に保存する缶の箱があります^^

ジャスミンさん
笑 ジャスミンさんに涙を流させたゆうき君は将来有望ですね(?)
ゆうき君だけじゃなくて、
毎週何か描いたものくれる子もいるんですよ(^^)
カワイイです。

投稿者 ペロリ : 2012年10月13日 02:43

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