美大生だけどただの人の子ペロリのリアルな日常を。ペロペロ
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【お題】美大を目指したきっかけはなんですか no.1
なんですかねっ!
おや!知らぬ間に!
手羽さんからお題が出ていた!
遅ればせながら答えようではないか!はっはっは
・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・き、きっかけ・・・・?
ま、まずは落ち着いて、【1 美大に興味を持ち出したきっかけ。】について!
と思ったけどまず【0美術系に行きたくなったぼんやり】について!
う〜ん
ザンネンながら私の育って来た小中高12年間の中で
出会った図工や美術の先生はわりかし
美術的なことより教育的なことを優先するクソヤロウばかりだったので(笑)
手羽さんのような、○○先生に憧れて・・・的なことはなかったです。
唯一、この先生面白いなと思った先生は、小学校4〜5年の頃の図工の先生。
今思えば子供相手に難しいな、と思う指導もあったけれど
ちゃんと見つけ出して評価してくれる先生だった。
けれどもこの先生は、あるとき突然病気でお亡くなりになったのでした。
だので先生とちゃんとお話することもなく、あることで心残りのあるまま
先生がおいきになって、初めて人の死で泣いたのを思い出しました。
先生が美術大学に関係していたかは知らないままですが
この先生が、ペロリのことをちゃんと拾ってくれていなかったら
もしかしたら美術系には来ていなかったかもしれない
拾ってくれたから、ああ、私は、図工が得意なのかもしれないと思ったのかもしれません
ペロリ、とにかく、
小学校の半分くらいまでおしとやか〜でぽんわーり人に流されて生きて参りました。
なので算数と整理整頓が苦手だということははっきりしていたけれど
何が得意なのか、何が好きなのか、そういうことは何一つ分かっていませんでした。
そもそも3つ違いの姉がやることなすこと全部真似して、
吹奏楽部もコーラス部も流れのまま入ったし
水泳も書道もピアノも、やりたいかどうかではなく、
姉がやってるなら自分もするんだろう、ぐらいに流されながら生きていましたので
自分からどうしたい、とか、こうなりたいとか、
そういう自分の意志ってヤツがもの凄く薄いヤツだったんですね.
でも、この亡くなってしまった先生が、ペロリの作品を毎度
クラスの前にもってきて、黒板に貼って褒めてくれるのでした。
さらにはアイデアに関しても褒めてくれて。
クラス内ですぐにペロリアイデアが流行するほど。(子供ながらにこれは嫌だったけど)
もしかして:私図工得意?!
得意と勘違いしちゃえばなんのその、自然に自信もついてくるわけで。
この得意勘違いによって、ペロリの自信は過剰に増え続け
それからは毎年学校で1冊だされる分厚い文集には、確実に挿絵がのるようになりました。
母の日や父の日の絵画コンクールでも、ホイホイ賞がもらえてきました
また旅行などの旅のシオリにも挿絵や表紙絵が使ってもらえるわけで
まあ、何事もダメダメ底辺の子供だったら、ひとつそういう得意なことが見つかれば
テングにもなるわけで。
この辺は美大にきている皆さんけっこう経験済みなんじゃないでしょうか!
そうしてその頃どっぷりハマったのが「スタジオジブリ」作品
いやぁ〜〜
毎日がっこうから帰って、DVDを見まくりました。
この見方がねえ〜
今思えば完全なるジブリオタク。
普通にお話として鑑賞するのではなくって
今日は背景しか見ない、とか、今日は影に注目して見るとか
どうやったら跳んでるように見えるのかって思って何度も巻き戻したり。
で、この頃、誰もが通ったであろう、自分で漫画を描くというね。
しっかしこの漫画というものを漫画とよんでいいのか。
ペロリの周りには一切、【オタク】という言葉が存在すらしていなかったので
あの、ガチな感じのそれ専用のペンとか紙とか塗りとか全く知らないわけでして
漫画に興味があったわけでもなく、
ペロリ、ちびまるこちゃんオンリーで今まで過ごして来ているので
全く漫画知識がない。
とにかくチラシの裏紙は全て落書きに使って、暇な時間はDVDを執拗なまでに見るか、落書きしてるか
でした。
そしてここから将来の夢:スタジオジブリに入る!
と
なんともでっかくて、今思えば何て世を知らない夢を掲げたのでしょうか!ね!
小学校の卒業アルバムにきっちり「将来の夢:スタジオジブリに入る」とかいています。
いやぁ〜〜まわりみてないわ〜〜
その夢は結構長く続くのですが、だんだん、中学に入ると、
周りが「オタク排除」の雰囲気に変わりました。
そもそもペロリがオタクという言葉を知ったのも中学になってから。
そしてもしかして:自分ジブリオタクなんじゃ!と気づくのもこの頃
そんな世間の荒波にもまれて、「自分はジブリが好きだ!」ということをなんとなーく
次第に隠して行くようになって、夢は、「美術系にいきたい」とだけに変わってしまうのでした・・・
(あ、長いね、長いよね?嫌われるタイプの長いヤツだよね?)
で、やっと本題にはいれそうな!転機が!!!
(つづく)
>とにかくチラシの裏紙は全て落書きに使って
思わず笑ってしまった。うちの娘も同じです。
ちらしや古紙など綴じてやってたら、暇さえあれば書いてましたね。
今でも何冊かありますよ。
きっと美大の子って同じなんだろうね。
投稿者 エイトママ : 2012年09月05日 18:05