リスペクト

日本画学科の写生旅行は充実してたらしい。
きゅっきゅさんの日記で旅行のしおりの表紙の件をうかがったので
Pにきいてみたらメールで送ってくれた。
滝澤先生の含蓄のある微笑みと意味のありそうな目線と黄色の花

助手さんが作成したそうだけど
きっと滝澤先生はみんなから敬愛されておられるのだろう。

人類の壮大な旅、グレートジャーニーを続けておられる関野吉晴先生のカヌー2艇、
縄文号とパクール号も6月13日、無事石垣島のマリーナに着いたということだ。

ブログを時折チェックしてたのだけど
感動したなあ。

ここのこは学生時代はあんまり真面目に勉強する学生じゃなかったので
自分のいた大学の先生たちとほとんど交流はないのだけど(この辺激しく後悔)
卒業してこの年齢になってから本物のすごい先生たちの姿に接することがある。

そのひとつに
京都精華大学人文学科の細川弘明先生が関わっておられる
福島市での「放射能除染・回復プロジェクト」

13日にもフジテレビのニュースJAPANで報道されていた。
細川先生はあるメーリングリストでご一緒でとてもすばらしい発言や行動を
されていたので注目していたのだが今回京都精華大の山田國廣先生の活躍も
知って世の中には本当に尊敬できる方たちがおられるのだと思った。
大学の教員紹介にある山田先生の学生さんたちへのメッセージもとてもすてき。
大学周辺が竹林(おお〜)や杉林に囲まれているのに注目して
「循環型ものづくりの極意」を説いてらっしゃる。

山田先生が除染のために考案した方法は粘着テープで除去し、除染の仕上げは
100円ショップでも販売されている洗濯のりを使う。誰でもどこでも手に入る材料でできるというのが
「山田式除染」の最大のポイントだということ。

でものりだから雨が降るとうまく固まらないのでとにかくフィルムなどに装着させて剥がすというのも、
ありだとか。一番問題なのは汚染土の処分だということです。
この汚染土の管理は行政、国の管轄でしょう。
できれば人の立ち入らない場所まで運ぶべきものなのだと思う。

このプロジェクトには知人の福島大学の中里見先生も参加されてる。
日頃はやさしく(特に女性やこどもに)おだやかだけど
暴力に対する怒りと守りたいものに対する信念の強い方だ。

こういう方たちに出合えて学べることが学び舎としての大学のすごいところだと思う。


Pは「生物学もとてもおもしろい」と言っていた。
プテラノドンの折り方をマスターしたら教えてねと頼んである。


投稿者:koko : 2011年06月15日 16:30

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コメント: リスペクト

今週の生物学では、折り紙で「ちびティランノサウルス」を作成する予定です。
プテラノドンじゃなくて申し訳ない。

投稿者 骨の伊藤 : 2011年06月20日 00:57

おお「ちびティランノサウルス」

伊藤先生、感激です。
しっかり学んで教えてくれるように言っときます。

投稿者 ここのこ : 2011年06月20日 17:43

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