炎の料理人の炎とはいったい何か

自炊を始めた方なら必ず一度は経験する失敗談


・やっとできた料理を床にぶちまける


この瞬間 あーーーーーーーっ
という断末魔とともに むざんにも皿からこぼれゆく食べ物が
スローモーションで見えるものである

そして ほかほかの料理がやっと食べられるという天国のようなきもちから
一気に地獄へ突き落され 食べられないという苦しみはおろか
きれいに後始末をしなければならないという苦しみも重なり、もはや悔しさを
通り越して いいえぬ怒りを感じる瞬間である

きゅっきゅぽんはなぜかこの失敗を幾度となく繰り返している
注意力散漫か 狭いキッチンが原因かどちらかであるが もちろん責任は
自分であってほしくないので後者をせつに願うぞ

だが、この失敗 初級段階である


きゅっきゅぽんは にんにくの芽の下ゆでをし、いざザルにあけようと
流しにおいておいたザルめがけて一気にザーっとお湯を捨てると
あろうことか ザルに命中しておらず にんにくの芽たちは はるかかなた
流しの下のカゴへと消えていった

もはや 完成すらしていない
これ 中級の状態である


さて ついにきのうきゅっきゅぽんはやらかした

きのうは なんだかもうれつにカボチャの煮つけたやつが食べたくなったので
いそいそとカボチャを買ってきて ついでにひき肉も一緒にとろとろ煮てみたところ
これがもう 絶妙な味付け!

普段 こげもんしかできた試しがないのに キセキのような味であった
天才じゃないかしら

そんな勘違いに酔いしれてふらふらとしていたのがいけなかった

近くに置いていた タマゴにあたった

タマゴ1個落ちた


・・・もうひとつ落ちた・・・


・・・・・・・おまけにもひとつ後をついていった

床 テッカテカ


だがきゅっきゅぽんはひるまないっ
そのまま 無事な黄身をひょいっとすくって
ポイポイポイとカボチャの上にのせたのである


わけのわからない クラッシュ目玉焼き3コ付カボチャ
当初食べたかったものとはずいぶん異なるが これはこれでまたオツじゃ

失敗にならなかった失敗は上級の失敗である

投稿者:kkp : 2011年02月01日 01:37

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コメント: 炎の料理人の炎とはいったい何か

料理や家事をしていると、失敗することや、汚い物を処理しなきゃならない事が沢山ありますよね〜〜〜〜!!
主婦業20余年のみずしらずも毎日失敗や、あ〜、きちゃない!!と思う事を重ねて過ごしておりますよ〜!!
どんまい!!きゅっきゅさん!!
娘は今月の末に一人暮らしを終え、戻ってきます。
お金がないし、2年から50分で通える場所になるので、自宅通学です。
少しは、一人暮らしして、成長してくれただろうか、、、。
いやいや、きゅっきゅさんには及ばないでしょう!!

投稿者 みずしらず : 2011年02月01日 07:38

>みずしらずさん

あらまあ また娘さんとの日々がやってくるんですね!
きっとシッカリされていると思いますよう

きゅっきゅぽんの場合は
ひとり暮らしの快適さに甘えているので 成長はあまりしておりませんです 

ふりかけもかけ放題!! もはや退行・・・!?

投稿者 きゅっきゅぽん : 2011年02月03日 01:12

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