リアルな美大の日常を!
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ニッポンの鎌倉
連休を利用して 父 コスギと 母 ごじらが
東京に遊びにやってきた
なんでも この時期取れない飛行機のチケットを 数か月も前から
予約して 遊ぶ気マンマン 鼻息ビュンビュンで きゅっきゅ城を襲撃しにやってきたのであった
ということで きゅっきゅぽんも一緒に GWらしい 行楽へ出かけたのである
場所は鎌倉
コスギとごじらの今回の大きな目的は鎌倉であった
そう・・・ きゅっきゅぽんも鎌倉は初めて
きゅっきゅは 奈良の大仏さんや 福岡篠栗の大仏さんや ドラマの怪物くんは
見たことはあるけれど 鎌倉の大仏さんには会ったことがない
今回が 初めてである
さてさて
きゅっきゅぽんの ぶらり鎌倉の旅
のんびりご覧ください
おお イイクニ鎌倉!!
古い建物がいたるところにまだのこっている
ここは その昔 小児科であったところで 中は
なんだか 絵みたい
きれいだなあ ・・・ とおもっていたけれど
コスギとごじらは 消毒液のニオイがしてきそうだあ!! とおののいていた
ム 何があったんだろう・・・
駅から由比ヶ浜方面にむかって とぼとぼ歩いてやってきたのは
鎌倉文学館
鎌倉は多くの作家に愛される土地であったらしい
さまざまな作家が居住、滞在して創作活動を行ったらしく
たくさんの資料が残っているようである
きゅっきゅぽんも じっくりと 中の展示を見て回る
川端康成・・・ 泉鏡花 有島武郎
フムフム 高浜虚子ね ウンウン・・・・ それで・・・
・・・きゅっきゅぽん ワカラーン!!
高校生の時 テストに出るからと 必死で名前は覚えたものの
皆名前を知っているだけで 実際なにをした人物なのか
久米正雄がいったい何を書いた人物であったか
さーっぱりワカランのである
高校時代の文学史の勉強がいかに 意味をなしていなかったかきゅっきゅは実感した・・・
様々な作家の年表に見入る 他のお客さんをよそに
きゅっきゅと コスギは(も) 出来るだけその場になじむように
「いわゆる三島由紀夫だね」
「そうそう 芥川的なカンジでね」
「最近けっこう白樺派~? みたいなー」
「檸檬・・・」
だとか なんとか知っている単語を意味もなく連呼して
文学の世界へと思いを馳せる惨めな親子であった
惨めな親子は さらに惨めな状況に遭遇する!
やってきました ついに 鎌倉大仏殿 髙徳院
大仏さんに会うために 参拝券を買うのだけれど・・・
GW!!(ギャラリーわんさか)
うっほほー
あれが 鎌倉の大仏さん!!
きゅっきゅぽん 初対面である
もうちょっと 近づいてみよう
ね・・・ 猫背だなあ!!
こんなふうに なっていたのか!!
背後にまわりこむと
パンパカパーン
窓が背中に2つある
が このアングルだと もはや何がなんだかよくわからない
ん!?
20円 はらうと・・・
胎内に入れるんであった!
背中の窓は 採光のためであったんだなあ
今から700年以上も前に こんなに大きなものを鋳造する技術が
あったのかと思うと 日本の文化に身震いがする
もったりと おおらかな襞は 内側も堂々たるもったり感
現代の日本の文化にも身震いがするのであった
『かまくらや みほとけなれど メタボなり 胎内見せる太っ腹やねえ -きゅっきゅぽん-』
日が暮れて 人の流れが落ち着いてきたところで
ぽん一行は 江ノ島電鉄 通称 江ノ電に乗って 江ノ島まで行ってみた
そこには こーんなところが!
素朴な パチンコ屋さん
ズラリ 並ぶ機械は 昔ながらの台であるようだ
きゅっきゅぽん パチンコ初挑戦!!
いざ!! パチーンパチーン
真ん中のチウリップをねらって・・・
アハハ なんだか 面白い
本日はほのぼのとした 日本の文化に 出会う旅であった
パチーンパチーン
お!!
真ん中に・・・
行け!!
行ったあ!!・・・・
ム・・・・・・?
カッチリ
ウーム
やっぱり ニッポンの商売魂がいちばんスゴイ!!と感じるきゅっきゅであった・・・
ご両親との鎌倉観光、楽しい1日だったようですね(^。^)
我が家も昨年、家族で鎌倉行きました。
パパうめとチビうめは初めて、私は小学校以来、小うめが5年ぶり。
文学館に大仏様、銭洗い弁天で小銭を洗い、江ノ電に乗って江ノ島へ・・・
我が家の旅は食べ歩きが最も重要なポイント!
しらたまアンミツ、ソフトクリーム、大仏グミをかみながら・・・最後に目指したものは、江ノ島のなましらす丼♪
今まで食べてきたシラスは何だったの?!
というくらい、ホント~においしかったです(☆☆☆☆☆)。
文学館・・・チビうめ:「すご~い。こんなお家に住みたいなぁ・・・。」
うめさわぁ~:「掃除がたいへんそう・・・」
小うめ:「掃除はお手伝いさんがやってくれるんじゃないの!」
うめさわぁ~:「そうか!!私たちは優雅にティータイムとか♪ブルジョアだね~~」
パパうめ:「そっ、そろそろ次行こうか。」
文豪さんたちに思いをはせることもせず、妄想に浸りながら文学館を後にしたうめさわぁ~家の女性陣でした(^^;)
投稿者 うめさわぁ~ : 2010年05月05日 08:11
きゅっきゅさま、おはようございます。
鎌倉へいらっしゃったのですね。
遠くからいらっしゃるんだーとびっくりしました。
うちからは遠くない・・です。
なので、この時期は逆に近づきません。
道を歩くのが大変なのですよ。
昨日も、電車に乗ったら、鎌倉駅のホームにはこぼれそうに人が大勢・・。
鎌倉文学館は、前田侯爵家の別荘だった建物です。
殿様の別荘ですよ。
ばらが咲く時期もきれいです。もう咲いていたかと?
ruraさまの日記にもありましたように、鶴岡八幡宮の大銀杏は3月の雪の日に倒れたのですが、
芽吹きがありました。何百年かあとにはまた大銀杏が見られる・・はず。
季節ごとにいろいろなお寺で花がきれいです。
お奨めは、ガイドブックに譲るとして、是非またお出かけください。
投稿者 yukihaha : 2010年05月05日 08:41
私もそのレトロな射的とかパチンコのところ気になっていたんですが、
ちょっと入れなかったんですよね;(勇気が出なかった)
しかしまさかそんな罠があったなんてw
良いもの見せていただきました。
投稿者 rura : 2010年05月05日 20:27
鎌倉に家族でお出かけ!
楽しそうですね~!
以前、鎌倉文学館に友達と行った時、
「あら!祖父の原稿があるわ~」と、、、、。
そうなんです!その友達のおじいさんは「山椒魚」で有名な井伏鱒二なんでした。
みずしらずのところにも娘が帰省してました。
娘はここぞとばかりに毎日美術館巡りに明け暮れていました。
娘といろいろお喋りしたり、買物に行ったり、楽しかったです。
帰るとき、きちんと布団が畳まれていまして、ちょっとした娘の成長をかいま見た思いで、嬉しかったです。
投稿者 みずしらず : 2010年05月05日 23:42
>うめさわぁ~さん
確かに食べ歩きが楽しめる場所でした!
なんだか 顔の大きさくらいあるんじゃあないか
というセンベイを手にした方々をよく見かけ
なぜ そういうものをついつい買ってしまうんだろう・・と
よく思いますが あれは 観光地マジックですねえ!
>yukihahaさん
まあ 近くだったんですね
とてもいいところですね!!
文学館の手前にはかの前田様のお屋敷が
あり ぽん家は 門の大きな柵に顔をはめこんで
スゴーっと ため息をつくばかりでした
GWはたくさんの人々で賑わっていますね
たしかに地元でも 博多のどんたくパレードには近づいたことありません・・・
>ruraさん
なんだかキョーレツなオーラを発しているお店でしたねえ!
ruraさんは江ノ島まで行ったんでしょうか??
われら御一行は 風の強さにまいってパチンコ店で引き返しました
今度 渡ってみたいです!
>みずしらずさん
>「あら!祖父の原稿があるわ~」
まあなんと そんな状況すごいです!!
国語の授業で 山椒魚は読みましょうと言われたと思います
よ・・・・・ 読んでないので 読みたいと思います
>帰るとき、きちんと布団が畳まれていまして
ほっとなごやかなる一文で やさしい気持ちになりました
家に対する思いですねえ・・・
投稿者 きゅっきゅぽん : 2010年05月07日 12:08