鳥小屋狂想曲

ムサビの日本画学科に入学したからには
たとえ休み期間中であっても 学校に出てきて行わなければならない
重大な任務が存在する・・・


この任務はたいてい2人一組で行われる

したがってその任務を遂行するにあたり、みごとペアーとなった
クラスメイトと事前に連絡をとりあい、時間を決め 現地で落ち合う
ちなみに 毎回ペアーは異なり アトリエに貼り出されることになっている

さあ 今回もやってきたぞう  その任務とは!!


もちろん トリ小屋掃除である!!

きゅっきゅぽんは 今回で3回目
さあ 今回もペアーの友人と力を合わせてトリのマイホームをキレイにすべく
ムサビ・あひる池に参上!

ここの住民は クジャク4羽 ニワトリ2羽  白鳩 よくわからんけどけっこういる

である  それぞれ 別の部屋に住んでいる

掃除は 各々の部屋のハネを拾い 水をかえてエサをやり 渡り廊下をきれいにする

くじゃくちゃん.gif
ウオッホン


写真は 鮮やかで美しいクジャク貴公子であるが
見た目にだまされちゃあ いかん
彼は 同居人のクジャクおばさんを 同じく同居していたクジャクねえさんと一緒に
ゴハンを 横取りしていじめるという 卑劣な犯行を繰り返している張本人である

写真でもお分かりのように 毎日こりることなく非常にいばっている
みなさん 注意なされよ


しかし! きゅっきゅぽんが最もやっかいだと思っているのは
このクジャク貴公子ではない
小屋のスミで 隔離されて飼われている雄鶏である

彼は ニワトリにしては異常に巨大で 足なんかはモスのフライドポテト並の太さである
きゅっきゅぽんは彼のことはあまり好きではないのであるが
彼はそれ以上に きゅっきゅぽんを嫌っているのである

きゅっきゅぽんが 彼の部屋の扉を開けようもんなら
「なんや どついたろか!!」 と言わんばかりに突進してきて
持っているホウキをガッガガッガガッガ突いたかと思うと 頭をもたげて 足で地面を数回蹴りはじめる
チキン戦争勃発である

こうなっちゃあ もうおしまい
次の瞬間 襲いかかってくるので きゅっきゅぽんは彼の頭の上にサーと
エサをまいて 逃げるしかないのであった (そしてさらに嫌われるのであった・・・)
「こんバカタレがあっ!」
と そのエサを蹴飛ばしながら 息を荒くして部屋をを歩きまわる姿を見てきゅっきゅぽんは
「彼にはヒヨコの時代があったのだろうか・・・」と 不思議に思うのであった


日本画科にいらしたら この愉快でおちゃめなトリちゃんたちと
楽しく 格闘技の練習ができますよう! お楽しみに!


投稿者:kkp : 2010年01月26日 00:05

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コメント: 鳥小屋狂想曲

鶏小屋のお掃除をしたら、生みたて卵がもらえるというご褒美はあるのかしら???

食べるのは好きだけれど、鳥と触れ合うのはジャスミンも苦手です。
恐いもん。つつかれそうだし。。。
きゅっきゅちゃんが卒業するまでに、雄鶏さんと仲良くなれる事を祈ってます ♪

投稿者 ジャスミン : 2010年01月26日 16:27

それらの鳥は日本画のモチーフとして飼われているのでしょうか?
みずしらず家族が関西に居た頃、娘の幼稚園にA君、Bちゃん、Cちゃんという3羽の鶏がおりまして、一番凶暴だったのが、雌のBちゃんでした。唯一娘だけが3羽を追いかけて抱きかかえる事ができる豪傑でありましたが、、、。成長した今は、、男子に怖がられる?存在?になっていて、、この先彼氏なるものが出来るのか、、心配です。

きゅっきゅぽんさんと、きゅっきゅぽん組PTAの方々にお伺いしたいのですが、皆さんのお子さんは受験のとき、画材はどうやってはこばれましたか?
カートですか?それとも、キャスター付きのボストンバックですか?油の娘は何しろ荷物が多く、、、その中でも問題は筆をカンカンにいれたまま、(立てた状態で)運ぶことで、、皆さんのお子さんはどうやって運ばれたのでしょうか?今は、予備校や学校に行く時は時間も気にせず、何とかカートで運んだり(親が車で送ってやったり、、)していますが、試験当日、それらをドンガラガッシャン!と倒して到着の時間に間に合わなかったり、画材を無くしてしまっては大変、、。と心配になります。大きいキャスター付きのトランクを買った方がいいのでしょうか?
きゅっきゅぽんさんのブログを借りてこのような、長々した質問、失礼致します。

投稿者 みずしらず : 2010年01月26日 16:45

こんばんは、きゅっきゅぽんさん。
amayasuがまだ小学生の話ですが、当時amayasuの住んでるところは
関東ですがいなかでした。(今もです)
近所に、鶏肉の販売店があり(店では駄菓子等も売っていました)
もちろん子供でしたので、10〜20円を握りしめ その店に通いました。
当時のことを思い出すと  まさに、、常連客です。

ある日、店の奥に入った時の話ですが(何故、立ち入ったかは思いだせません)
奥の作業場で、 生きた鶏を包丁でさばいていました、、、
今でも その時 見たことは 忘れないです。
そして 一生忘れません。
そして 鶏たちを食べて いまがあります。
ごめんなさい  きゅっきゅさん 
amayasuは 訳がわからなくなりました。


雄鶏は、きゅっきゅぽんさんを自分よりしたに見てるよね。
立場を逆転するには(もしくは同等)???
きゅっきゅさん、、、ここに 一緒に 住むしか ないかも。

又は みずしらず さんの娘さんから
聞いてください、、、。

追伸  みずしらずさん コメントの返事は amayasuにはできません
     カートも、キャスターもうちには ないです。
     ただ 去年 駅まで試験当日車で送っていったの
     ですが あまりにも 荷物     
     が多くびっくりでした。

                 全然 参考になりませんね。

投稿者 amayasu納豆 : 2010年01月26日 20:57

孔雀や鶏と言えば「驚異のまなざし」伊藤若冲でしょうか。

マッチョなニワトリはモチーフとして「喰ってやって」下さいませ。
(ここのこの子も「やつは攻撃的だよ」と言ってました)

みずしらずさんへ
うちもカートやキャスターのついたものは使っていませんでした。
なんか肩とか頑丈な方みたいなので。

回りのみなさんはほぼ使ってらしたようです。
手羽さんもおっしゃってたけど大事な手や肩に負担がかからない、心配なことはクリアしているような運び方が一番だと思います。

受験、うまくいくといいですね。
お嬢さんのご健闘をお祈りしています。


投稿者 ここのこ : 2010年01月26日 23:24

娘の描く絵はイメージ入れまくりで、
人物は背中にやたら鳥の羽を背負わされて、
みぃ〜んなガブリエルみたいです。

みずしらずさん、
娘は年季の入ったカートを使用していましたヨ。
雪深い厳寒の北海道から東京まで、それで通しました。
彼女なら、カートを引きずってジャングルや砂漠でも行きそうです。

投稿者 ふらのパパ@きゅっきゅぽん組PTA次期副会長候補 : 2010年01月27日 04:29

なんとご立派な孔雀殿ですねえ。
みゅうママも2年前、学校の飼育委員会担当でうさぎちゃんの世話をしてました。(そう言えば、昔は、小学生も飼育当番さんなんか決めて夏休みとか、えさやり等に子どもたちが来ていましたが、最近は交通事故や不審者の心配で、そんなことは一切させられなくなっています。連休中なども、もっぱら担当職員などでお世話してます。)担当してる時は、道端の草花もうさぎの気分でながめてしまって思わず「おいしそう」と、つぶやくことが多かったです。そうそう、鶏の類は、鳥インフルエンザが話題になったころからか、小学校の飼育小屋で姿を見かけなくなりましたねえ・・・。ニワトリ苦手って先生も結構いたので、内心ほっとしているかも。

みずしらずさんへ・・・・みゅうママ娘は、受験の時はカート利用してたようです。何しろ地方からの受験でしたので、やはり荷物総量(送料も)かなりのもんでした。
 みずしらずさんの娘さんが、試験当日、実力を十分発揮されますことお祈りいたします!

 それと、きゅっきゅぽん組次期PTA副会長候補ふらのパパ様に清き一票投票いたします。
       きゅっきゅぽん組PAT南九州班 班長(?)みゅうママ

投稿者 みゅうママ : 2010年01月27日 21:45

>ジャスミンさん

鳥の足の雰囲気はいかにも恐竜的でこわいですねえ!
現代プテラノドンだあ! と思っていたら
骨の伊藤さんに 「プテラノドンは恐竜じゃなくて翼竜だから」
と 冷静に言われました

>みずしらずさん

荷物問題はとても悩ましい問題ですねえ
今度の日記できゅっきゅぽんの場合を書いてみました

ちなみに きゅっきゅが通っていた研究所の油絵学科の
みなさんは まるごとひとつ おおきなスーツケースを買って
その中につめておりました
スーツケースなら 崩れる心配がないですねえ
きゅっきゅぽんは 大工さんが工具を入れる大きなツールバッグ
をキャリーにくくりつけました ホームセンターが
アイディアのヒントかもしれません!
 

>amayasu納豆さん

>奥の作業場で、 生きた鶏を包丁でさばいていました

きゅっきゅぽんは思えばそんな光景を見ずに育ってきました
それでも 肉をいただいています
もしかしたらamayasu納豆さんが見たことは本来なら隠されずに
私たちが知っておくべき光景なんだ・・・ と思いました
貴重なお話 ありがとうございました!


>ここのこさん

>モチーフとして「喰ってやって」

なるほど!!
存分にたいらげましょう

きゅっきゅの通っていた研究所ではかつて「若冲」という名前の
雄鶏が ビルの中に放し飼いされておりました
たまに鳴き声が聞こえると「今日も若冲生きてるなあ・・・」と思っていました

>ふらのパパ@きゅっきゅぽん組PTA次期副会長候補 をよろしくお願いしますさん


雪の中 ガラガラを!!
それは 雪国の方しかわからない大変なエピソードが
ありそうです! ガラガラ用タイヤチェーンがほしいところです
逞しくてかっこいいです!


>みゅうママさん

連休中に先生方がうさぎさんのお世話をされていたんですね!
多くの先生方は先生という役職を超越しているなあと思いました
もう 鳥さんたちがいる小屋は減ってしまったんですねえ・・・

きゅっきゅぽんが小学生の頃は 「休み中にニワトリさんが
のら犬に食われたよう!!」といって 皆で悲しんだのを覚えています・・・

投稿者 : 2010年01月28日 01:33

>みゅうママさん

あ、ありがとうございますぅ。

投稿者 ふらのパパ@きゅっきゅぽん組PTA次期副会長候補 : 2010年01月28日 17:43

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