愛段・冬

愛段(愛の段ボール) 〜冬〜


件の「絵本表現」で的確な意見を述べる
冷静かつ客観的な友人と一緒に映画に行った帰り
彼女の冷静な話ときゅっきゅの情熱的(?)なおしゃべりが止まらなくなって
2人はきゅっきゅ城へ登城して 冷静と情熱のあいだである
普通のおしゃべりを展開している時であった

ふと きゅっきゅのCDラックに目をやった彼女は こう言った
「なんかすごいのあるね」

「あ なんでも好きなの借りてどうぞ!!」
「好きなのって・・・  服部良一って誰」

「あ! 最近のヒトのん あるよう  コブクロがっ
親から すすめられたのよう」
「親の方が最近の知ってるの?」
「んん・・・ そうなんかなあ・・・」


そういってきゅっきゅは ココアを出す
「ありがとう わざわざ買ってたの?」
「大量に送ってきたんだよう(香典返しのあまりが)」
「やさしいんやね」

「これこれ! これも送ってきたの!
ぬくぬくざぶとん! 電気でぬくもる」
「ウチは そんなにいろんなもん おくってきたりせんなあ 」

「ドクターズ・ドロップがたまる一方なんだよう」
「そんなものまで!ん? これは?」

「長崎五島の椿油  髪がしんなりするよ これも送ってきたんだよう」
「キミは甘やかされとんなあ!!」

アマヤカシっ

ぬわんと! 冷静かつ客観的な見解がきゅっきゅに鋭く突き刺さる
いままでそんなことを言った友人はいないが そういわれて初めて
きゅっきゅの身の回りの充実度に アマヤカシオーラを感じ取ってしまった

たしかに きゅっきゅは一人暮らしをしているとはいえ
ずいぶんと甘やかされている 
そういえば 以前ゴジラが「親バカは楽しい」と言っていたのを思い出したので
それはもう正真正銘 だれもが認める生粋のアマヤカシなのである

その時きゅっきゅはほんの少しでも一人暮らし苦労風を吹かせたことがモウレツにハズカシイぞうっ
と言って 部屋中を駆け回りたい気分であった
その時ちょうど ごじらっぽんからメールが届く

「今の天神警固公園の様子だよ〜〜ん(イルミネーションの写真付き)」


愛段・冬
それにつまっていたものは ただひたすら
アマヤというお店で買ったであろう目に見えないおカシばかりであった・・・

投稿者:kkp : 2009年11月24日 23:52

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コメント: 愛段・冬

きゅっきゅさんは素晴らしい友人に恵まれて幸せですね。
大切に大切になさってください。

で、
先日我が家の愛段(冬)を発送する際に、
ふらのパパが札幌の書店で購入したフリーダ・カーロの本をこっそり入れておいたのですが、
早速娘から「ナンデ眉毛が繋がってるんだ!」的な
苦情のメールが返ってきました。

馬鹿な子ほどかわいいものです(失礼)。

投稿者 ふらのパパ : 2009年11月25日 04:05

きゅっきゅさん!そして、励ましのお言葉を賜った皆様、ありがとうございます。
こと きゅっきゅさんの御返事には、喜びもそして挫折もちゃんと経験なさった方でこその暖かさを感じ、みずしらず、目頭が篤く成りました。

きゅっきゅさんが甘やかされてる?とは 思いませんねえ〜。でも はっと我に帰ってそう思うきゅっきゅさんは 大人ですね! エライ!!ですよ〜。
愛情にあふれた円満なご家庭にお育ちになった 立派なお嬢様だと みずしらずは常日頃感心致しておりまするぞ。そして、人を癒す不思議な文章をお書きに成る才能がおありだとも、、、。

投稿者 みずしらず : 2009年11月25日 16:34

服部良一のCD。。ジャスミンも持っているかも??
小田さんの蘇州夜曲が聞きたくて買いました ♪

アマヤカシ、私も送ってますよ!!
今日は具合が悪そうなキリンのために、保険証と熱冷ましを速達で送りました。

きゅっきゅちゃんも、インフルに気を付けてくださいね!!

投稿者 ジャスミン : 2009年11月25日 20:02

フラノパパさん amayasuです。フリーダ・カーロで反応しまくっています。フリーダ・カーロの幼少期そして  事故に始まった 人生  涙、涙、涙です。  上の娘が大学3年の時 休学して 一年間メキシコの大学に留学していました。その娘は、「青の家」という「フリーダ・カーロ博物館」をみてきたそうです。そして映画もメキシコで見てきたそうそうです。 フラノパパさんのおかげで娘との会話がいつになく弾み ました。フリーダ・カーロの夫のはなしも 娘から 聞き フリーダ・カーロという人物が すこだけですがわかったような amayasudeshita.
きゅっきゅさんの愛段日記いいよね〜。

追伸  眉毛が繋がっていてもいいよね〜。 

投稿者 amayasu納豆 : 2009年11月25日 21:21

追伸伸  当時 娘に愛段(なのかな〜あ)を2回ほど送ったのですが 送料が9000円もかかり(中身は3000円位で)でも 
送ってよかったと今では思います。帰国前に、逆愛段が一度だけあり、、、、、中身は、メキシコのマルちゃんのカップ麺(東洋水産)ま ま ま まずい  家族中で誰も手をつけず、、、、、でも極貧生活中の娘は    いつも食べていたそうです

投稿者 amayasu納豆 : 2009年11月25日 23:38

「親バカは楽しい」を温かく受けとめてくれる子どもさんが
いてくれるのもうれしいことだと思います。

コブクロの「蕾」を聴くと泣けてきてしまう今日この頃です。

やっぱり「東京タワー」の映像とダブってしまうかー

桜の花びらを上手に肩に乗せて笑うお母さんはビジュアル的には
田中裕子さんかなあ。

で、服部良一さんのCDはきゅっきゅさんのチョイス?

投稿者 ここのこ : 2009年11月26日 12:00

>ふらのパパさん

フリーダ・カーロさんの本を送ってくださる両親
は とてもステキだと思います!
きゅっきゅぽんの母ごじらっぽんは なぜかGacktの写真集おもむろに差し出し 「ほれ 絵の参考にするとよい」と言いました
マユゲ シャキシャキです

>みずしらずさん

いえいえ
ありがとうございます
一歩一歩 大人の階段をのぼっていけたら
と思います・・・
まあ よく踏み外しますが!

>ジャスミンさん

はい! ありがとうございます

♪とーおきょーのォ 屋根の下にすーむゥ

インフルにはまけないぞうっ

> amayasu納豆さん

カーロさんから 話が盛り上がったようでよかったですねえ!
メキシコにもマルちゃんのカップ麺があるんですか
娘さんは すごいですねえ

関係ありませんが ぽん家は
基本的に濃い顔立ちであるので
頑張ればマユゲがつながるかもしれません


>ここのこさん

服部さんのCDは家にあったので持ってきました
いわゆる「カリパク」というやつでございます
きゅっきゅぽん
田中祐子さんといえば 二十四の瞳の大石せんせいです!

投稿者 きゅっきゅぽん : 2009年11月27日 00:42

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