シロクロな土曜日

『現代の水墨画2009』


土曜日の午前中 学科の授業がはいっていない時間を利用しきゅっきゅぽんは練馬区美術館へ行った
なんだかこう一行で書くと すんなり事が進んだような雰囲気であるが 実際はなかなか駅に到着する
ことが出来ない 西武線をあっち行ったりこっち行ったり 挙げ句の果てはなぜか豊島園まで行き 家族連れが
行き交う中 1人頭の上にクエスチョンマークを8つほどならべたてて苦労の末 ようやく美術館についたのだった

しかし そんな苦労を忘れさせてくれる雰囲気が 美術館には漂っているのだから不思議だ 
きゅっきゅぽんは日本画科であるにもかかわらず 実際の日本画を間近で見たことはあまりないのである
地元に日本画が充実した美術館がないというのも一つの理由かもしれない 油絵なんかはいろいろ見たと思う
んだけれどなあ ハラノムシの本だってみたんだけれどなあ


今回は水墨画 それに「現代の」とついているのだから これはきっとどえらいことなのである


作品はどえらかった
我らが日本画科の教授であられる 長尾良範先生の絵も見ることができた
作品はもちろんのことだが きゅっきゅぽんがいいなあと思ったのは 作品の横にある作家さんのコメント
である それぞれの作品を生み出すまでの思考や考え方、工夫しているところやあみだした技法なんかが
飾らない言葉で書かれている  
そのコメントとあわせて作品を見てゆくと その作家さんの生き方をかいま見ることが出来る気がするのだ
それは まだ人生経験の浅いきゅっきゅぽんにはすごく参考になるし 先輩方のあたたかいメーッセジでも
あった

水墨画がずらりとならんだ館内は 非常に落ち着いていて一日ここでぼうっとしていたい気持ちであった
見る人の心を静かにする 独特の落ち着きというものは 墨で描かれた絵が持つ一つの力ではないか


・・・・・・・落ち着いた心のきゅっきゅぽんはその後 大急ぎでムサビに戻り 息つく間もなく3時間のバトミントン
であった  しかもシングルスの試合をもう10試くらいやったぞう  うひょう なんとも両極端な一日であったなあ 


DSCF9795.JPG
練馬区立美術館 規模もお客さんの人数もサイコーニチョウドイイ美術館である

投稿者:kkp : 2009年06月01日 00:20

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コメント: シロクロな土曜日

「長尾」じゃなくて「尾長」だよん!

投稿者 竹林 : 2009年06月01日 01:12

あれれ! 間違ってる
尾長先生ごめんなさい〜!!

投稿者 きゅっきゅぽん : 2009年06月01日 22:02

竹林さんの「だよん」に手羽さんにはない優しさを感じます。

投稿者 シデハハ : 2009年06月02日 10:28

ああああ
この展示見たかったなあ。
もっと早く知っていれば・・・。

投稿者 とらじゃ : 2009年06月03日 22:51

>とらじゃさん
うう またどこかであるといいですね!

投稿者 きゅっきゅぽん : 2009年06月05日 22:46

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