アナタハニホンガカデスカ?

先日 書いた吸血ウナギは「ヌタ」ウナギではなく「ヤツメ」ウナギであったそうだ いやはや 失礼いたしました
ヤツメさんの干物の画像はなかなか発見できないらしい もうこれは伊藤先生の講義をとるしかない!!

12号館地下では現在「ニホンガデスカ?」という日本画科の先輩方による展示がおこなわれている
タイトルのとおり、こりはニホンガデスカ?とききたくなってしまうような面白い作品が並んでいる なんやら立体的なものが画面に貼り付けてあったり、お面のようなものがどわーっと壁一面に並んでいたり・・・ そのお面たちに向かって「ニホンガデスカ?」「ホントニニホンガデスカ?」「ソウデスカ」と言ってみたかったがお面の人数が多いのでやめたのだった

さて 問題である  つぎの読みを答えなさい

「絹本」


それでは正解です 答えは「けんぽん」 日本画で使用する薄い絹のことである
これに正解した方 もしくはなぜこんなものが問題になっとんや?と感じられた方はこの先を読まないでいただきたい 
きゅっきゅぽんは「絹本」の存在は知っていた  よく日本画のすみに「絹本着色 116.7×90.9」などとあるではないか もちろん知っていたともっ
しかし、「けんぽん」ではなく「きぬもと」だと思っていたのである そうでなければ「きぬぼん」 だが「きぬぼん」ではなんだか響きが「バカボン」のようでいかにも日本画らしくない  それでは「きぬもと」でおおかた間違いあるまいと思いこんでいたのである したがって「おっ、きぬもとだ」 「これもきぬもとだ」 「これもきぬもとではないかっイヤー日本画はやっぱりきぬもとだよねえ・・・」 という間違いをみじんも疑うことなく定着させていったのである

そしてついに日本画の教室に「絹本技法説明」の紙がはりだされた!
こんなとき、うわっ面の知ったかぶり虫がコンニチワしてしまうのだ
「きぬもとだねえ」

まわりのみなさんの反応は冷静であった  「きぬもとって誰?」
うひー 思い出すだに恥ずかしい!!
校内に貼ってある「変 生 態」というポスターを「へんたいせい」と読みそうになるきゅっきゅぽんはこのポスターについてもいっさいふれまいと誓っているのである

投稿者:kkp : 2009年05月16日 00:15

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コメント: アナタハニホンガカデスカ?

はじめましてー。デ情の1年かじまるです。

読み方とか、あぁなるほどって思って読んでいましたが、「変生態」をへんたいせいと読みたくなる下りにものすごく共感してしまいました。
「へ……へんたい!?」とか。

よかったやっぱりそう読む人もいるんだ、とちょっと安心しました。
こんなコメントですみません。

投稿者 かじまる : 2009年05月17日 22:00

よかったよかった! 仲間をさがしていたのです
へんたいせいなのはきゅっきゅぽんだけではなかった・・・
かじまるさん あなたも今日からへんたいせいクラブの会員です (がんばりましょう!)

投稿者 きゅっきゅぽん : 2009年05月18日 23:50

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