2008入試8日目

本日から東京五美術大学連合卒業・修了制作展、いわゆる五美大展がスタートします。
東京五美術大学連合卒業・修了制作展
場所は国立新美術館です。3月2日まで。
明日22日(金)は赤瀬川原平(作家、武蔵野美術大学客員教授)さんによる講演もありますので、ぜひお越しください。
担当の教務課・CnotAさんから昨日の夜

五美大展の準備2日目です。
陳列は終わって・・・ません(18:40現在)
結局ムサビとタマビが延長戦。
ムサビは半ば強制終了させ、タマビはまだ終わっていないという状況です(涙。

展示環境は間違いなく格段によくなり、2段がけはほとんど無くなりました。
立体作品も余裕が出てきた感じです。


とメールが届きました。
今年はムサビが幹事校だから、毎日報告メールが届くものだと思っております。
入試が終わったら、CnotAブログにして、私はサボらせてもらおう。そうしよう。


そして22日からは「武蔵野美術大学創立80周年記念 2007年度大学院修了制作展」、略して∞MAUGEN展(マウゲン展)もスタートします。
こちらは東京都美術館。2月26日まで。

合格発表までやることがない方は、ぜひ両方の展示を見に行ってくださいな。


というわけで入試8日目。
今日の試験は後期学科試験と日本画学科「鉛筆デッサン」、彫刻学科「塑造」、建築学科・基礎デザイン学科・映像学科「数学」。
彫刻の塑造ははじめての試験なので、私たちもドキドキです。

前回も書きましたが、学科試験の日は「合格電報屋」が出てくる可能性が高いです。
詳しくはこのエントリーを読んでください。
入試の話::学科試験日編


こんなに書いてるのに、やっぱりバスで来ようとするのですね・・・。
確かに美大受験は荷物が多いので、「なにがなんでも鷹の台駅からガラガラ(ハンドキャリー)を引っ張って歩いて来い!!」とは言いづらいけど、特に学科試験日は受験生も多いので、バスに乗り切れない可能性も高くなります。
大学が推奨するように、鷹の台駅から歩くのが一番確実な方法だね。


それから今年は受験票忘れがかなり多いようです。受験票再発行の数がはんぱないらしい。
受験に最低限必要なものをもう一度確認してくださいね。

試験時間の変更等はこちらでご確認できます。
■受験生用特設サイト
http://musabi.ac.jp/m/
試験中はAM8時ぐらいに更新されています。


昨日の彫刻学科「鉛筆デッサン」はいつもの男性モデルによるムービングで、持ち物が透明ホース。

日本画学科「着色写生」は、モチーフ台の上に水槽とフジツボ・エアーポンプが置かれ、その水槽の中には水草と金魚でした。
恐らく、造形学部入試ではムサビ初の生き物モチーフです。
大学院試験だとニワトリという前例はあります。
先代が試験前日の夜。鳥小屋で格闘してアトリエに突っ込んだんだそうです。
大学院試験も受験生は直前まで入室できないんだけど、アトリエの中から「コケッーーー!!」と声が鳴り響いてて、みんな「ニワトリだ」「ニワトリだ」と入る前からモチーフがバレバレだったのこと。

モデルさんも生き物と言えば生き物ですから(笑)、21日に実施されたアトリエ試験は全部生き物モチーフだったわけです。

今年のタマビ日本画が海のモチーフでムサビ日本画が金魚。
偶然って面白いもんですね。

数日前から金魚の管理をしてました。
もちろん試験本番用と予備で大量な金魚が必要なわけで、「いったい、自分は何をやっているんだろう」と自分を見つけなおすことができました。
今、あの金魚たちはアヒル池で元気に泳いでます。


建築学科「鉛筆デッサン」はワイングラス・鉛筆2本・B4紙の全員配布モチーフ。

投稿者:ichiro : 2008年02月21日 05:39

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コメント: 2008入試8日目

五美大展は、予定どおり本日より始まりました。
1Fと2Fの展示室に各大学ごと展示を行っています。
入場は無料ですので
皆様のご来場をお待ちしております。

投稿者 五美大幹事 : 2008年02月21日 17:29