Search



TOPページへ

全エントリーの一覧へ

Syndicate this site (XML)

Powered by
Movable Type 3.21-ja

template by tokyobuddha

ムサビコム

QLOOKアクセス解析

【ムサビ日常4】パソコンを買おう

パソコンのことを書き始めたらいろいろ思いついちゃう私です。
今日は買い方のご紹介。

買い方もお伝えしておこうと思いまして。
せっかく「美大で使う」ために「美術に使える」パソコンを買うのでしょ。
3連続パソコン記事ですが、きっと私はパソコンが好きなのでしょうね。

完成品のパソコンを買う時に、私が目安にしていることをご紹介します。

パソコンを買うときは、まずどの程度の性能のものがほしいか目安を決めてください。
4段階に分けて説明申し上げます。
(なお、今回よく書く「メモリ」とは、パソコンが持つ疑似的な作業領域のことです。
一度にどのくらいたくさんの並行作業ができるか、という目安の数値です。)

1、「インターネットやメールを使いたい」
2、「アルバム写真と音楽の管理、ホームページ作成に使いたい」
3、「イラストや印刷物、音楽の制作に使いたい」
4、「複数の制作物を同時進行したい、映像制作や編集に使いたい」

1、「インターネットやメールを使いたい」
ノートパソコンよりずっと小さい、ネットブックがおすすめです。
モバイルPCというのでしょうか。ビジネスマンの社外ツールですね。
インターネット、メール、WordやExelの閲覧や簡単な編集、簡単なゲームなどができます。
Photoshopなどは動かす想定すらされてないスペックだと思いますので、使えない前提です。

2、「アルバム写真と音楽の管理、ホームページ作成に使いたい」
一般に見かけるノートパソコンレベルの作業です。
大手電気店でセールの目玉商品として販売されているPC。
一般家庭の使用目的には耐えますが、クリエイターには厳しいときがあります。
Photoshopは動きますが、データサイズや作業内容によってはフリーズします。
詳しい友人によれば、目安「メモリサイズが2GB無いものはまずい」とのことです。

3、「イラストや印刷物、音楽の制作に使いたい」
最近はPCの性能もいいので、メモリ4GBのPCもわんさか売っています。
↑のワンランク上のやつ、メモリ4GBあればほとんど問題なく美大の授業に使えると思います。
先日お話した私のデスクトップPC(2007年産)、調べたらメモリ2GBでしたから大丈夫ですよ。
本当によく動いていますねこのPC…。

4、「複数の制作物を同時進行したい、映像制作や編集に使いたい」
プロ並みの高解像度イラストを描く時とか、映像をエンコード(観れる形に圧縮)する時。
データが半端ないサイズなので、メモリ4GBあっても激烈に処理が重いです。
そういうときにサクサクやりたい方は1〜3よりもずっと高品位スペックPCを求めるといいようです。
でもここまで来ると、美大で必要な範囲は超えてしまっています。
同業者と情報交換しながら買い足すレベルなので、気にしない方がいいかもしれません。


次にデスクトップとノートの違い。
デスクトップは本体の中身をパーツ単位で入れ替えられるので、細かいチューンナップや簡単な修理が自力でできます。
パーツが故障したときは故障部分を取り換えるだけで済み、新しいパーツを追加するのもかんたんです。
難点もそれなりに多いです。
本体、モニター、キーボードなど複数のユニットに別れているので部屋の中で場所をとり、配線が多くコンセント数も増えます。
電圧もそれなりに必要で、タコ足配線で電圧が足りずパソコンがシャットダウンすることも。
ノートパソコンは本体、モニター、スピーカー、キーボードが1ユニットに収まって、狭いワンルームになじみます。
電力消費も小さく配線も簡易化されており、インターネット回線傍受用の無線LAN内蔵で外出先で使いやすいものが多いです。
こちらも難点はそれなり。
液晶モニターが壊れたら、たいていはパソコンごと買い替えた方がいいと言われます。部分故障に対応しづらいのです。
またパソコンの中身は専用部品ばかりなため、デスクトップでは可能な「メモリの増設」などができません。


用途と目的次第、ということでしょうか。
メインPCとして作業はデスクトップ、出先での作業や会議にはノート、という図式まんまですね。
大学生のうちは、いくら美大でも2台買う必要はありません。
説明が長くなりましたが、ぜひお好きな方をどうぞ。

==ひだり==

投稿者:hidari : 2011年05月05日 23:49

トラックバック


コメント: 【ムサビ日常4】パソコンを買おう

コメントしてください




保存しますか?